検索窓
今日:33 hit、昨日:86 hit、合計:16,168 hit

鈍感夢主あるあるまとめ ページ12

【必ず鼻をつまんで起こされる】




むぎゅ。



『んぁっ…!?ちょっ… (鼻つままれたんだけどっ)』

「あ、起きた。おはようA。」

『って、無一郎!?
…あれ?無一郎、なに?その服…隊服は?』

「はあ?キメツ学園の制服でしょ。
ほら、修学旅行遅れるよ。早く着替えてきて。」



えっえっ??学校ってなに??


私と無一郎は鬼殺隊の同期のはずだけど…
くされ縁でよく稽古に付き合ってもらったりしていた。


でも、最後に自分が何をしていたか思い出せない。


大変な任務に出ていたと思うけど…
もしかしてあのまま死んでしまったのかも。



「…着替えないなら、僕が脱がせてあげようか?」

『じ、じじ自分で出来るからっ!!無一郎はちょっと部屋から出て待っててくれないかな!?』



くすくすとからかうような笑い方も、霞柱の無一郎そのもので、何も変わらない彼に安心した私はとりあえずこの不可思議な展開を探るべく、急いで着替えて用意してあった荷物を持って無一郎について行くことにした。




***




「…ねぇ、バスがそんなに珍しい?嘘でしょ?」

『こんなに巨大な乗り物が動くなんて魔法みたいだよね…!?』

「魔法か。そう言われるとそんな気もしてきたな。Aはいつも馬鹿だけど今日はとびきりに馬鹿っぽいね。」

『もう!馬鹿馬鹿言わないでくれない!?』

そういうところも可愛いけど。

『(今小さい声で何か言ってたような…まあいっか!)』





乗り物から眺める外の景色が不思議で仕方ない私の、
隣に座って反応を面白がってる無一郎。

大正時代からいきなりここに来ちゃったんだから仕方なくないかな!?





***





旅館に到着して、無一郎は炭治郎たちと男子部屋へ。

元鬼殺隊のメンバーが同じ学生服を着て、この平和な世で暮らしていることは、とても不思議だけどすっごく嬉しかった。



「A〜!先に温泉行ってるよ〜!」

『アオイちゃん!!わかった〜!
(超屋敷のメンバーが同じクラスだったんだ…!)』



ここまで顔馴染みばかり揃っていて鬼も居ない。
急とはいえ、転生して良かったかも…!


ご機嫌で用意して温泉に向かった。





→つづく

鈍感夢主あるあるまとめ→←諸々のせいで話が入ってこない



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まちゃむん | 作成日時:2023年11月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。