マンホールから ページ19
シ「それじゃあそろそろ帰るよ。他にも案内しなきゃいけないところが山ほどあるし。」
マ「はいはーい☆また遊びに来てくださいね〜☆」
シ「ズーユーンがいない時にでも。」
ズ「ええっ!?そんなぁ…。」
ズーユーンがトトノロに首根っこ掴まれた状態で項垂れた。
シュウが部屋から出ていくのでそれについて行った。
貴「次はどこに行くんですか?」
シ「んじゃあ死体安置所で。」
貴「はい!?」
シ「死に関係する奴らが多く配置されてるから大体強い奴らが多い。離れるなよ。」
貴「死体安置所っていうからには…死体があるんだよね?」
シ「そりゃあそのためにあるからな。」
さっきの男の人も、そこに置かれるのだろうか。
貴「シュウは、しょっちゅうこんな自体に巻き込まれてるの?」
シ「巻き込まれる気はさらさらないんだけどね。死にたくないし、何より、この体は僕のものであって、他人のものじゃない。それは自らの自由を放棄するということだ。不自由は嫌いだ。」
貴「でも、ここに閉じ込められていることは不自由じゃないの?」
シ「外の世界は、異常者にとっては地獄に変わりない。少なくとも、ノーマルの世界では生きづらいんだよ。この前なんて収益化を廃止されて投稿が減ったり、昔からある作品が削除されてんだから…個人で楽しむくらい、自由にさせて欲しいよ。」
貴「シュウって動画見るの?」
シ「動画くらい見るさ。基本的にはキャラが嫌がったりして無理やりなんてもの悪くはないよ。エリョナとかそういうのも見るし。」
貴「エリョナ?」
シ「工ッチなリョナ。レの字のやつとか、そういうのが含まれる。基本的にはキャラは好意的じゃない方が喜ばれる。好意的なのはただのA○だ。」
貴「シュウっていじめっ子気質ある…?」
シ「そういうことはしないよ。リアルは断固拒否。二次元だからこそやってはいけないことができるんだ。カリギュラ効果ってやつだよ。」
貴「…なんか、変な匂いしない?」
シ「死体安置所が近いからな。多分そろそろ…。」
回「あれ、シュウさんここも案内してたんすか?」
地面から回収屋が現れた。
貴「え、匠くん!?なんで地面から!?」
回「被弾回避の為っすね。あと地面じゃないっす、一応マンホールから出てるっすよ。」
よっこらせっとマンホールから出て来る。手慣れているらしく、専門道具まで手に持っている。
回「地下は地上よりも広いっすよ。機会があれば是非一度見てみるといいっす。」
シ「あ、そうだ、回収屋。ネクロ見なかった?」
回「んやぁ?地下にはいなかったっすよ。」
次
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハウト | 作成日時:2021年1月21日 18時