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止められず、バッターと共に ページ26

セ「私は__。」
オブザーバーはセネカの左側へ移動する。
遠くの夕日は綺麗だがどこかゾッとする不思議な恐怖を持ち合わせていた。
セ「ここからの景色は格別だ、そうだろう?」
その瞬間、オブザーバーは崖から飛び降りた。
ただ呆然と、何が起こったのか理解するのにそこまで時間は掛からなかった。
セ「シャルロッテ!」
その瞬間、またワープした。
今度はドサリと内股に座り込んだ状態で、愕然としていた。
また、最初の部屋。
今度はバッターが一人で立っていた。いや幽霊なので足がないから、佇んでいた、が正しいか。
床の文字はまた変わっており、『HELP』『助けて』と書かれている。
バッターはどうしたらいいのか分からなかったようで、おそらく一歩も動いていない。
貴「バッター。動ける?」
バ「…あぁ。どこへ行けばいい?」
三つの入り口には全てブロックが置かれて封鎖されており、代わりに背後の壁に新しく入り口が作られていた。
貴「あっちの、開いてる方に行こう。」
バ「分かった。」
入り口の先には途切れ途切れに文字が綴られており、なんとか合わせて読みきった。
『SAVE HIM』『彼を守れ』と書かれている。
バ「…。」
バッターは壁に書かれた紙が気になるのかゆっくりと読み始める。
バ「…テ…ス…ト…進…行…中……テスト進行中。そう書いてある。」
テストとは何を指すのだろう。不思議に思い、首を傾げる。
通路の先に進むと、広い大部屋が一つ、三体のセネカに囲まれたバンディットの姿もあった。
セ「そう騒ぐな。時間はかけないさ。
バ「…あれ…は…?」
バン「バッター!それにその1!やぁ、会えて嬉しいよ!」
バ「バ…ン…バン…ディ…。」
バン「怪我をしないでくれよ、相棒。どうか助けておくれ!囲まれているんだ!なんでも僕をとある部屋に連れて行くつもりらしい、どこにある部屋なのかは知らないけど、連れてかれたら良くないに決まってる。」
セネカ達はまた一歩詰め寄る。
セ「そう騒ぐな。時間はかけないさ。
バン「早く!」
バッターはどうしたらいいのかとこちらに視線を寄越す。
貴「…ダメ。これはセネカの罠だ。…ごめん。ごめんよ。」
バ「俺…は………す…ま…な…い…。」
ぽたりぽたりと半透明の涙をこぼすバッターを見て、彼の善心を傷つけたのだと実感する。罪悪感が内側から心を刺す。
貴「ッ!」
またワープした。目の前は真っ暗で何も見えない。
セ「ああ…愛しい、愛しい、その1…、私が君を忘れるとでも思ったのか?」





独りで→←オブザーバーと共に


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ハウト(プロフ) - 匿名さん» Unknownを無事にプレイできたみたいでよかったです!こちらこそ閲覧していただきありがとうございます! (8月23日 11時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - お返事ありがとうございます!お礼の返事が大変遅くなり申し訳ございません……。あの後何とかダウンロードも済み、エンディングまで到達出来ました!丁寧に何もかもありがとうございます!それと貴方様の作品大好きです、本当にありがとうございました!! (8月22日 17時) (レス) id: 170fbc7912 (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 匿名さん» きっとたくさんダウンロードの方法を調べて調べてそれでも分からなくて僕に聞いてくれたんですよね。大丈夫ですよ。困った時はお互い様です^ ^パソコンで出るダウンロードの方法はややこしいところがあるので、必要な部分だけ書いておきました。長文失礼致しました。 (8月4日 18時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 匿名さん» それでももしプレイできないというのであればRPGツクールのランタイムパッケージ(RTP)と呼ばれるデータをあらかじめパソコンにダウンロードしておく必要があります。RTPはゲーム毎に違う場合もありますので一応全部入れておいたら出来ないということはないかと。 (8月4日 18時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ハウト(プロフ) - 匿名さん» 僕は大体ドキュメントに開いたデータを入れて、ドキュメントからゲームをプレイしています。ただしUnknownは全て言語が英語ですのでこの小説でなるべく殆どの言語を翻訳済み(ルート毎の会話は載っていなくてすみません。) (8月4日 18時) (レス) id: 5ed288ca3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハウト | 作成日時:2018年9月28日 20時

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