3話 ページ5
『うそ……なんで…これが……』
見覚えのあるファイルに戸惑いながら、私は震える手でそのファイルを開いた。ファイルを開くと光につつまれて次に目を開けると、そこは見知らぬ場所だった。
『ここは……』
周りにはストリートとかに書いてありそうな壁の落書きやグラフィックアート、ライブの張り紙などが飾られている路地が広がっていた。この場所だけでも少しは予想出来るけど…多分これだけじゃない気がする…
『少し…歩いてみよう……』
それからしばらく歩いて行くとオシャレなカフェのような建物を見つけた。
『看板あるしカフェなのかな……でも…こんな所に…』
誰か中にいるのかな……そんな事を思いながらそっと覗こうとすると…
「あれ？こんな時間に来るなんて珍しいね？」
『！！……ミ…ク……』
「！……あなたは……あ、さっきの子だね」
『えっ…さっきって…』
「話は中に入ってからしましょう」
と言ってストリート系の格好をした初音ミクはお店の扉を開けて中へと入って行った。
「あ、ミク！おかえり…って、え！？誰！？」
「あらあら新たなお客様かしら？いらっしゃい」
「え…鏡音レン……MEIKO……ここって……」
「ここは “セカイ” 本当の想いを見つける場所だよ」
『セカイ……』
やっぱりそうなんだ……ここは……
「もう少し詳しく言うと、ストリートのセカイと言うの」
「ストリート……」
「そうよ」
なんで今になって……今の私にはここに来れるようなものは持ってないのに……
『……なんで……ここに呼ばれたの……私は何も……』
「歌」
『！』
「あの子達の歌を聞いてどう思った？」
『え……あの子達………！まさか…さっき歌ってた4人のセカイ……』
「そうだよ！」
「それでどう思った？」
あの4人の歌を聞いて……私は……
『分からない……でも、それがここに来たのと何が関係しているの…』
「それが答えだから」
『え……それってどういうこと…』
「そうね……ヒントをあげるとしたら貴方があの子達の歌を聞いて何を想って、何を感じ、どう願ったか……それがここに来れた理由になるのよ」
『私が……感じたもの……』
もう一度さっきの光景を思い浮かべ考える。私が彼らの歌を聞いて何を想って感じたのか……私はあの時……彼らを見て……
『(歌を聞いて……私…も…… )！！違う！！こんなの私の想いなんかじゃない！！！』
「「！！」」
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クロウサ(プロフ) - は〜い(。・_・。)ノ (1月11日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 遅くなってすみません！！続きは書きます！今日中に2話公開する予定なので少しだけお持ちください！ (1月11日 19時) (レス) id: e50e6542f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きは、書かないんですか？ (1月9日 0時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - クロウサさん» すみません！個人的にハニーレモンソーダを読んだことがないのでまず読んでから書けるかどうか検討したいと思います！ (12月9日 15時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - それじゃあハニーレモンソーダの小説を書いて下さい。羽花の成り変わりで、原作沿いの三浦君落ちで。出来ますか？ (11月29日 22時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2022年3月2日 17時
