19話 ページ21
『東雲君やっぱりすごいね。初めて見てもうこんなに踊れるようになるなんて…もうちょっとかかると思ってた』
「これぐらい出来て当然だ」
『本当すごいね…私がやった時はもっと時間かかってたよ』
「そりゃ1からやってたら時間もかかるだろう」
『まあ、でもこれ作ったの私の〈キンコーンカーンコーン〉あ……』
タイミングがいい所で放課後終了のチャイムが鳴り出した。
「もう時間か、今日はここまでだな」
『そ、そうだね』
「机戻して帰るぞ」
『うん』
机を元に戻しながら言いかけそうになった言葉を飲み込んだ。
危なかった……いろいろ言っちゃいけないこと言いそうになったかも……
『(なんで言いかけちゃったんだろう……)』
懐かしくなったからなのだろうか……
そんな事を思いながら机を戻し今は彼と一緒に予定を考えながら帰っていた。
クラスの方の準備や東雲君の方のチームの事もあるから、あまり練習の時間は取れないため念入りに話す必要がある。少しして大体話が決まると東雲君がある質問をしてきた。
「Aおまえは好きなアーティストとかグループってあんのか」
『え、急だね。そういう東雲くんはどうなの？』
「俺か？俺の1番好きって言うか……心にに残ってる奴ならある。RAD WEEKENDって言うイベントをやったグループだ」
『！RAD WEEKENDって……あの伝説と呼ばれてるイベントの……』
「知ってんだったら話さなくても大丈夫だな。それにあのイベント知ってんだったらあの凄さがわかるだろう。
あのイベントに俺は……いや、俺らは憧れて今走ってんだ。RAD WEEKENDを超えるイベントを目指してな」
『え……』
RAD WEEKENDを……あの人達を超える……そんな事言う人達なんて本当にいるの……まるで……
〈A私達であの人達を超える歌を歌おう！〉
『(あの時の……)』
「おいA！」
『！えっ…』
昔のことを思い出していたら、いつの間にか止まってしまっていたらしい。それも道の真ん中で一歩間違えたら自転車にぶつかり怪我をするところだった。
……いやもうぶつかりそうになってたかも知れない……
一瞬のことでよく分からなかったけど、呼ばれると同時に腕を引っ張られそのまま彼に庇われるように引っ張られたから…今私自転車か何かで轢かれかけてたかも……
「急に止まんじゃねぇ危ねぇだろうが」
『ごめん…』
「全く…気をつけろよな」
『うん…』
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クロウサ(プロフ) - は〜い(。・_・。)ノ (1月11日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 遅くなってすみません！！続きは書きます！今日中に2話公開する予定なので少しだけお持ちください！ (1月11日 19時) (レス) id: e50e6542f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きは、書かないんですか？ (1月9日 0時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - クロウサさん» すみません！個人的にハニーレモンソーダを読んだことがないのでまず読んでから書けるかどうか検討したいと思います！ (12月9日 15時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - それじゃあハニーレモンソーダの小説を書いて下さい。羽花の成り変わりで、原作沿いの三浦君落ちで。出来ますか？ (11月29日 22時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2022年3月2日 17時
