1話 出会い… ページ3
〈ﾁｭﾝﾁｭﾝ…ﾁｭﾝﾁｭﾝ…〉
『ん…んー…』
外から鳥のさえずりは聴こえる。近くにあった時計を見てみるともう朝の7時ぐらい…そっと体を起こして目を擦った。
『学校…』
いつも通りの時間に起き制服に裾を通し憂鬱な気分で学校に行くための支度を始める。
支度が終わってからは部屋を出て下のリビングへと向かった。
『……おはよう……』
「おはようございます。今日も遅かったですね。ご飯は置いておきましたから」
『うん……』
そういう母に返事をし椅子に座り、用意してくれた朝食を食べ始める。
食べながら思い出すのはさっき見ていた懐かしい夢…
『(なんで今になってあんな夢を見るんだろう……)』
もう私には関係の無いことなのに……
食べ終わってからは部屋に置いてあるバッグを持ってそのまま何も言わず家を後にした。いつも母とはあんな感じだ…でも…
『今日はいつもよりマシだったな……今日何かあったけ…』
いつも出かけるとかは教えてくれないというか、言わないから急に出かけることが多い。
今回もそうなのかな…
『一緒に行くとか言わないといいけど…』
あの中で行くなんてめんどくさい……今からもう家に帰りたくなくなった。
『ﾊｧｰ……今日2人に会いたいな……』
唯一手放しで話せる友達……1人は学校には居ると思うけど…会えるかどうかはわからない。
学校に着いてからはカバンを置いてからそのまま教室を出て校舎の中を回り始める。2人が居るであろう場所から教室まで色々な所を回って探して見るけど2人の姿は見当たらなかった。
『(今日も会えないのかな…)』
仕方ないと言ったら仕方ないけど、
『会いたかったな……』
そんなことを思いながら教室へと戻った。
その日はつまらない1日を過ごし家へと帰って行った。
家に帰ってみると玄関に1つのメモが置かれていた。読んでみると
【今日はみやと一緒に出かけるから適当に過ごして】
と言う書き置きだった。
『やっぱりそうだったんだ……』
一旦家の中に入り時分の部屋へと戻った。バッグを適当に起きそのままベッドに寝っ転がった。
『どうしよう……』
今日やる事はもう無いし…あの人達が居ないのも珍しいしちょっといつもとは違うことをやりたいけど…
なかなかやりたいことが思いつかないで天井を眺めていると……ふと今日の夢のことが頭によぎった…
『外……出ようかな……』
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クロウサ(プロフ) - は〜い(。・_・。)ノ (1月11日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 遅くなってすみません！！続きは書きます！今日中に2話公開する予定なので少しだけお持ちください！ (1月11日 19時) (レス) id: e50e6542f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きは、書かないんですか？ (1月9日 0時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - クロウサさん» すみません！個人的にハニーレモンソーダを読んだことがないのでまず読んでから書けるかどうか検討したいと思います！ (12月9日 15時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - それじゃあハニーレモンソーダの小説を書いて下さい。羽花の成り変わりで、原作沿いの三浦君落ちで。出来ますか？ (11月29日 22時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2022年3月2日 17時
