17話 ページ19
類 side
Aが去ったのを見てからそのまま空を見上げた。
さっきのAの言葉あれは嘘だ。多分何かまたやりたくもないことを押し付けられて溜め込みすぎて爆発したのかもしれない。
よくそういうことはあったが…
「今回も頼ってはくれないのか…」
あの子らしいと言ったららしいけど……
「……本当に君達は心配させるのがうまいものだ…」
A side
類と別れてから私はそのまま教室へと向かった。もう放課後も過ぎみんな帰って行た。今なら誰にも会わずに帰れる…けど…
『(東雲君達に悪いことしたな……)』
何も言わず飛び出してその挙句に授業サボって帰りにも現れなかったとか、絶対よくは思われてないだろう。
これからのこともあるし余計やだな……
『ﾊｧｰ……今日はもう帰って寝よう……』
そんな事を呟きながら教室の扉を開けると…
「遅せえよ」
『えっ…東雲君……どうして…』
「なんだよ待ってちゃ悪ぃかよ」
『い、いや…』
予想外すぎた、まさか教室で待っていてくれたなんて誰が考えていただろう…
『あ…その……』
「……ﾊｧｰ…ほら荷物取れ帰んぞ」
『えっ、あ、うん』
言われた通り荷物を持って東雲君の後を追って歩き始めた。
なんだろうこうやって誰かと帰るの久しぶりな気がする……
『……あ、あの東雲君今日は…ごめん……』
「あ？何がだ？」
『その……話ちゃんと出来なくて……』
「！……気にすんなまだ時間はあんだし、お前もなんかあんだろう」
『！！……な、何かって…』
「……さあな、そんなの俺が知るかよ。ただそんな気がしたんだよ」
そんな気って……
「まあ、あんま深く考えんなよ」
『……そうするよ(その方が有難いし……)』
「話変わっけど、お前ボカロとか好きなのか？」
『えっ…まあ好きだけど、急にどうしたの…？』
「なんか意外だったからな、知ってる奴学校にはあんま居ないって言うのもあるけどな」
『そうだね……でも、ボカロ知ってる人はかなり多いと思うよ。結構有名になってきてるから』
ネットの中には色んなボカロ曲が増えてきている有名なものからそう出ない物まで、幅広く出ている。
有名な奴だとその曲一つだけ知っているということもある
「だな。これからの予定だが、お前いつぐらいが空いてんだ？」
『いつでも空いてるからいいよ』
今後の予定を話しながらお互い帰宅して行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 388人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロウサ(プロフ) - は〜い(。・_・。)ノ (1月11日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 遅くなってすみません！！続きは書きます！今日中に2話公開する予定なので少しだけお持ちください！ (1月11日 19時) (レス) id: e50e6542f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きは、書かないんですか？ (1月9日 0時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - クロウサさん» すみません！個人的にハニーレモンソーダを読んだことがないのでまず読んでから書けるかどうか検討したいと思います！ (12月9日 15時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - それじゃあハニーレモンソーダの小説を書いて下さい。羽花の成り変わりで、原作沿いの三浦君落ちで。出来ますか？ (11月29日 22時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸 | 作成日時：2022年3月2日 17時
