15話 ページ17
Aside
真っ暗だ……ここ何処だろう……なんか聞き覚えのある声が聞こえるけど……
「 ーーー……うん……すまないが今日は僕抜きで頼むよ」
『(この声……類…？)』
そっと目を開けながら声がした方を見てみると……そこには
見覚えのある優しい顔をして電話をしている彼がいた
『(…！……類がこんな顔するなんて……)…る…い…』
「！すまないがそろそろ切らせてもらうよ。眠り姫が起きたようだ」
と言って類は電話を切ったみたい……だけど……
『ねむり姫って……』
「Aのことだよ」
『それはなんとなくわかってるよ…なんでそう言ったの…』
「それは今の君が魔王に呪いをかけられた眠り姫のようだからだよ」
そんな言葉に少し納得してしまった……姫以外はあっていると思うから…
「眠り姫は違うと思うけど、呪いって言うのは合ってると思う……」
「……」
そう言う私に類は何か言いかけてたけど口を閉じて、そっと優しく頭を撫でてくれた…
私はそれに少し甘えながら、類のことを少しの間見つめた
さっき見た類の顔がどうしてか……昔の……あの頃よく見せてくれた類にそっくりだったから……なんかあの頃を少し思い出してしまう……
『……ねぇ……類……』
「ん？なんだい…？」」
『……類は…今楽しい…？』
「！…あぁ…楽しいよ……」
『そっか……居場所……見つけられたんだね……』
「！！…………あぁ……やっと……
『よかったね………今の類昔と同じ顔してたよ』
「Aが言うんだったらそうなんだろうね…」
と類はちょっと嬉しそうに答えた……私は類の事を見上げながら…類も変わってきてるんだなって感じた…
こんな感じだとやっぱりあっちも変わってるのかな……
『(もし……そうだとしたら……)』
「Aどうかしたかい？」
『……うんうん、なんでもない…ただ落ち着くなって思っただけだから』
「……そうかい…」
少し間を開けてから類はそう返事を返してくれた。
やっぱりそういう所は変わってないんだな。無理に聞こうとしないとこ
逆に今はそれがありがたい…
『類』
「なんだい」
『もう少しだけ…このままでもいい……』
「いいとも…なんせ君からの願いだからね」
『ありがとう…』
私はそのまま類の優しさに甘えしばらく…そのまま支えてもらった…
.
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クロウサ(プロフ) - は〜い(。・_・。)ノ (1月11日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 遅くなってすみません！！続きは書きます！今日中に2話公開する予定なので少しだけお持ちください！ (1月11日 19時) (レス) id: e50e6542f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きは、書かないんですか？ (1月9日 0時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - クロウサさん» すみません！個人的にハニーレモンソーダを読んだことがないのでまず読んでから書けるかどうか検討したいと思います！ (12月9日 15時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - それじゃあハニーレモンソーダの小説を書いて下さい。羽花の成り変わりで、原作沿いの三浦君落ちで。出来ますか？ (11月29日 22時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2022年3月2日 17時
