153話 ページ10
「仕掛けたのは一つだけじゃなかったのか…」
「陽介はお前に何をしたんだ」
『こないだ嵐山隊と出水、米屋と私で遊園地に行ったんだよ。その時あいつね、広報の仕事をたまに手伝ってるって言ったら心の中で「あんな戦闘狂にそんなことできんのか」とか思ってたんだよねー』
「そういうことか…」
「あいつそんなこと考えてたのかよ…」
『最低でしょ!女子に対して、それに私は太刀川さんのような戦闘狂ではありません!』
「いや,先輩も大概戦闘狂だよ。太刀川さんとは違って勉強ができるぐらいの」
と菊地原からの言葉に少し傷ついた
『やめてよー流石の先輩もそれは傷つくよー』
「戦闘狂」
『ハァー もうダメかも…』
「先輩!すみません菊地原が」
『歌川がいい子だから許す』
「「(チョロい…)」」
『チョロいは余計かなーでも,まあこれで指名された理由わかったでしょ』
「よーく分かったよ。お前が結構俺に仕返ししたいって言うのはな」
『そうかそうか、わかってくれたかー…ならこれ以上の仕返しはやめとこう』
「ハァー やっと終わる…」
そう言いながら立ち上がりまた歩き始める。地雷を仕掛けた所から5mくらい離れた所まで来ると今度は下から出てきた何かに挟まれてしまう。ガシャンっていう音と共に米屋が立っていたであろう場所にミイラの棺桶のような銅像が置いてあった
「「……」」
「えーとこれって」
「A先輩がやったんですか…」
『うん、元からトラップ3つ設置してたからね』
「さっきこれ以上はしないって言ってなかったか?」
『言いましたよ。でも、今のは元から設置してた物ですからさっきのには適応されませんよ。それに…私まだあれで最後とは言ってませんから』
そう返すとみんな納得したみたいだった。
「先輩最後に仕掛けたあれってなんですか?」
『アイアン・メイデン』
「「!?/?」」
「お前すげぇの作ったな…」
「槍バカ生きてっか?」
「?… アイアン・メイデンってなんですか?」
『簡単に言ったら拷問道具かな?あの銅像の内側にね棘っていうか針みたいなのがあって閉めたらそれが刺さるっていう仕組みの道具だよ』
「「………」」
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時