A級ソロは天才 4

174話 ページ32

〈大丈夫だ〉

『城戸司令一つお願いがあります』

〈何かね〉

『私を〈悲衰〉で街の警備に向かわせてください』

〈……そこの警備はどうするのだ〉

『ここはもう来ないと思います。ですが心配であるならトラップを仕掛けていきます。これでどうでしょうか』

〈…よかろう許可しよう。そのかわり新型ラービットとその他トリオン兵の対応をしてもらう〉

『了解。ありがとうございます城戸さん』

〈夕華…Aまだ敵の目的がわからない気をつけて行動しろ何かあったら誰かを頼れ〉

『了解！忍田さん私は天才ですから、大丈夫ですよ！ちゃんと無事に帰ります』

とだけ言ってトリガーをオフにしたそして〈悲衰〉を握り

『じゃあ始めよう〈悲衰〉トリガーオン！』

それからトラップを設置してから街へと向かった。それから新型ラービットが多そうな所に向かった

『へぇーあれがラービットか…見た感じ腕と頭がやばそうだな』

片手剣を出して斬りつけると予想通り硬かった

『これは厄介…ノーマルトリガーならね！』

剣をしっかり握りラービットに向かって斬りつけるすると一刀両断して倒した

『よし、じゃあ次行こう！』

それから他の所に行き戦いながら少し今回の事を考え始めた

『(今回初めて見せる隊員を捕まえる行動そして基地の爆撃と6方向から大規模な攻撃……敵の狙いが掴みづらい…)』

基地への爆撃をやめたのはなんとなくわかる。黒トリガーを作らせない為だ。最初の6方向から攻めるのも戦術の一つだからこの街を落としたいのはわかる…でもそれじゃあ

『矛盾する…』

黒トリガーは作られたくないけど、ここを落としたいもしそれが正解なら黒トリガーを作られる覚悟で攻めにくるはずだ…それがないなら。隊員を捕まえるのに意味があるって事か…でも隊員って今回攻めてきた所はまだ何処かはわからないけど

『２ヶ国とも戦力なら十分ありそうだけど…他に何かあるのか…もしかして…』

嫌な考えが頭によぎる。それを振り払うように思いっきりトリオン兵を薙ぎ払う

『次行こう』

何があろうとここを抑えるのがまず第一だ

　

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