能力の弱点 シャチ「万能なんてないんだなぁ」 ページ9
Aside
A｢まぁ、私の能力はあくまで天気の変動に対応出来る。っということなので海の水を同行直接するのは無理なんです｣
シャチ｢なるほど、嵐とかは？｣
A｢もちろん｢晴れ｣にすることは容易いです。でも天気を大幅に変えることは私の体力消耗が激しいことくらいですね｣
ペンギン｢万能な能力にも弱点はあり…か｣
シャチ｢それでも十分すぎるほどすげぇよ！何より天気に左右されがちな航海には欲しすぎる能力だぜ｣
A｢なんだか私、お役に立てそうで嬉しいです…！｣
ピカーー！
シャチ｢うわ！なんだ！めっちゃ暑いぞ！｣
ペンギン｢急にどうしたんだ！？うわ！34℃？！｣
A｢あ…｣
シャチ｢どうしたんだ？A｣
A｢実は私、感情が高ぶりすぎるとそのまわりの温度が急上昇してしまうんです。あまりに悲しいことがあると雨が降ったり…｣
ペンギン｢つまりAの心が完全に天気に影響されるのか？｣
A｢はい…それが問題でちょっと…色んなこともありまして｣
ペンギン｢ま、まぁあまりに気持ちが高ぶると、だろ？全然大丈夫さ！海賊なんてもっと過酷な環境を冒険したりするんだぜ？｣
A｢ほ、ほんとですか！？私、なんだか受け止めてくれたみたいですごく感激です！｣
ピッカーーー！
シャチ｢ま、眩しくて目がー！｣
ベポ｢あ、あちぃ…｣
ペンギン｢た、耐えろみんなー！これはAの心そのものだー！｣
A｢あ、すみません…｣
ーーーーー
その夜、私は見張り担当だった
ハル｢なぁ、A｣
A｢ん？｣
ハル｢シャボンディ諸島で剣を取り戻せたら、どうするんだ？｣
A｢そんなことはまだ考えていないよ。剣を取り戻せるかもしれないのだって可能性の話でしょ？｣
ハル｢そうかもしれないけど、あの剣は…｣
A｢分かってる。私以外扱うことが出来ないもの。もしオークションで手に入らなくてもどうせ誰かがまた捨てて、いつか私の元に帰ってくるよ｣
ハル｢…｣
A｢海の上の夜は寒いねぇ。私、見張りなんて初めて｣
ハル｢風邪ひくぞ｣
ハルはしっぽを大きくして私をくるめてくれる
A｢ありがとう、ハル。暖かいよ｣
ハル｢あぁ｣
癒し担当 夢主｢全力で癒させていただきます！｣→←天気の力 夢主「昔ハルがくれたんです」
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リリア - 主人公の明るさと可愛さが好きです。付き合ってくださいと画面に言いそうになりました。ガチです。あと、文字が可愛くて読みやすくて好きです。2度目の告白です。ありがとうございます(?)これからも投稿頑張ってください。応援してます！ (2022年11月21日 16時) (
レス) @page34 id: 67e64b8ce4 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - とても、いいお話です！ (2022年8月27日 2時) (レス) id: a87d0e1dea (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年8月27日 2時) (レス) id: a87d0e1dea (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もっと、みたいです！ (2022年8月27日 2時) (レス) @page34 id: a87d0e1dea (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - マッサージで何を想像してるだよｗｗ (2021年9月19日 12時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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