【呪術師】？いえ、【鬼殺隊】です

26 気配 壱 ページ27

『呪いで祓えなければ、鬼…、対戦するのはおすすめしないよ…まず、日輪刀じゃないと切れないから』

虎杖「え！？じゃあ、俺たちが出会ったらどうすんの！？」

伏黒「…その為に、鬼殺隊と組んでるんだろ…
話聞いてたのか…」

虎杖の言葉に伏黒が呆れたように言う

『ははっ、まぁ、難しいよね…私も"呪術"はあんまり理解出来てないから仕方ないよ』

Aが笑い、虎杖をフォローする

伏黒「…こいつの場合はバカなだけだろ…」

虎杖「伏黒ひでぇー！」

ぷくっと頬を膨らませる虎杖

伏黒「うるせぇ…」

会話をしながら走っていると、一番先頭を走っていたAがピクリと反応し止まる

『止まって…』

虎杖「うおっ！…どったの？」

竈門「…ｽﾝ、！鬼の匂い！」

最後尾の竈門も止まり反応する

虎杖「…匂い？ｽﾝｽﾝ…わっかんね…」

『…いるね、近くに……』

Aがそう言うと、Aと竈門は背中に背負っている竹刀袋に手をかける

虎杖「え？いるの？」

竈門「悠二、しーっ」

虎杖「え？」

竈門は人差し指を口元に持っていき静かにするように言う

困惑する虎杖に竈門はAの方を指さす

Aはその場に立ったまま目を閉じていた

虎杖「？？？なにしてんの？」

虎杖は小声で竈門に聞くが竈門は何も喋らずまた人差し指を口元に持ってきた

虎杖と伏黒はその行動に理解が出来ず困惑していた

『…………！？悲鳴…、こっち！！』

Aがピクリと反応し、走り出す

虎杖「え？え！？」

竈門「Aの後を追うんだ！」

虎杖「お、おう！」

先に行ったAを三人が追いかける

虎杖「さっき、何やってたんだ？」

竈門「Aは五感がいいからそれで鬼の居場所を探ってたんだ」

虎杖「あぁ、確かそんな話してたな…」

竈門「耳もいいから、近くで喋ってるとAが聞き取りずらいから静かにしてるんだ」

虎杖「そういい事か…」

竈門「血の匂い……、近いぞ！」

スンと鼻をはならした竈門が言った


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また、時間がある時に書いて更新します！！

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