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◯。2 ページ3

◯。



水月って、
好きな人はまだいなかった筈だし
(孤爪調べ)

いつか水月と二人で
こういうイベント行ってみたいかも

でもまぁ、こーゆーの
誘うタイプじゃないし、おれ

ただ……
何かきっかけがあれば
話は別のんだろうけどさ
そんなのポンポンと来るものじゃない



倉「2年3組クリパ行こうよ!
  せっかくだし!」


紡「お〜!!
  いーじゃん!
  やろーよ、俺参加」


倉「あざーっす!
  女子はどう?
  ……どうデスか?」


八「何でちょっと
  顔色伺ってんの?

  …私も参加する」


『あはは
 じゃあ私も行こうかな』


近「水月ちゃんが行くなら私も行く」



倉「おーい!せっかくだから
  猟瓢も来いよ!」


猟「俺?ふふっ
  いいよ〜、研磨もどう?」



ポンポンとうまい話
湧き出てくるじゃん
運よすぎ



孤「行く」



俺の机の上に座っていた奏でが
目を見開き、その後ニコっと笑った

あ、確実に気付いたし、



猟「倉橋〜、研磨も追加で」



奏は珍しく大声で叫ぶ
その声はウキウキとしていて、
おれからしたら憂鬱でしか無い



倉「オーケー!!珍しいな孤爪なんて!」


紡「確かに珍しいな、孤爪」



そんなんでいちいち騒がないでよ
恥ずかしいんだけど

大声で繰り広げられる会話に
そっとため息を吐く



孤「もう話題に出さないで」


猟「そうか〜、葵さんね」



ニヤニヤと笑う奏では
俺の思考を知ってるように話す



孤「か、な、で!!」



まぁ正解だけどさ



『(研磨こういう大勢で騒ぐの
 苦手なはずなのに…?)』

◯。3→←◯。1



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設定タグ:孤爪研磨 , クリスマス・ストーリー , ハイキュー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:下倉琉羽 | 作成日時:2021年11月24日 2時

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