過去編 パート 18 ページ33
目が覚めた、起き上がると
そこは一面が真っ白で何もない部屋
見覚えがある部屋だ
向こうから人影が見えた
あの時と同じだ…夢が現実になったの？
『貴方は誰？』
前と同じことを聞いてみた
「私？私はAよ」
その人影は僕と同じ名前を名乗った
その瞬間風が吹いた
周りに現れたのは僕が育った街、流星街
目の前には楽しそうな自分がいる、旅団のみんなもいる
もう1人の自分は
僕に「ばいばい、偽物さん」と言って旅団のみんなについて行った
僕は待ってと叫んだ
でも届かなかった
誰も振り向いてくれなかった
息が苦しくて苦しくて
待って、僕は偽物じゃない
と必死に叫んでも誰にも聞こえていない
体が動かない
自然と熱い何かが溢れてきた
『おいて、いかないで…』
「おいていかないよ」
返事が返ってきた
あれは現実ではなかったの？
『へ、』
「何かあった？泣いてるけど」
目が濡れていた
返事を返してきた人物に抱きついた
また涙が溢れ出してきた
小さい子のように泣きじゃくった
「ほんと何かあったの？」
『なん、でもない。』
「何もないようには見えないんだけど、まぁいっか、無事だったし。心配したんだよ？俺が着いたら急に倒れるんだから、」
僕の頭を撫でながら言った
また助けられてしまった
また迷惑かけてしまった
少しの間、念能力は封印かな
昔、念能力が使えていたのはもう1人の自分だったのかな
そうかもね。偽物さん
あの時と同じ声が聞こえてきた
また偽物さんって呼ばれた。僕が本物なのに
と頭の中で考えていると
「落ち着いた？」
『うん、あり、がと』
「どういたしまして。じゃあ行こうか」
シャルに着いて行った
どっちが本物かなんて関係ないのかもねなんて考えたけどやっぱり自分が本物だって思った
ありがとう
僕頑張るから、みんなの役に立てるように
もっと強くなるから
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
過去編終了です。
過去編は番外編で入れていくつもりです
過去編大きく話を変更させていただきました。
お菓子の魔法の話と番外編3の文章などおかしいところを変えて行きます。
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天空闘技場編
ここまで読んでいただきありがとうございます！
更新はめちゃくちゃ遅いですがこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m
おかしな所がありましたらコメント欄にお願いします。
天空闘技場編 Story 1→←過去編 パート 17 ※怖い（不気味な）表現あり 嫌な人は飛ばしてください
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ゆず(プロフ) - レナさん» コメントありがとうございます。更新遅れてしまいすみません。 (2018年7月27日 1時) (
レス) id: 58878dd57a (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 続き気になります (2018年7月25日 1時) (レス) id: a63af7b3f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice☆ | 作成日時：2017年7月22日 11時
