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8話 ページ10

エマに手を貸してあげるとエマが私の左手のあざを見て

エマ「A。そのアザはいったい……」


その途端光は消えてしまった。


エマ「あら、消えちゃったわね。なんだったのかしら。」


『うん、なんだったんだろう……………』


エマ「……いっぱい助けてもらったわね。やっぱりAが一緒だと私、心強いわ。」


『そう?ありがとう。私もエマと一緒だと心強いよ。』


エマ「え!本当?嬉しいわ。……よしっ、早いとこお祈りを済ませましょ。」


私たちは改めてお祈りを捧げる。


エマ「我らイシの民。大地の精霊と共にあり……。」


『ロトゼタシアの大地に恵みをもたらす精霊たちよ。日ごとの糧を与えてくださり感謝します。』


エマ&A「『どうか、その大いなる御心で悠久の大地に生きる我らをこれからも見守りください』」


お祈りを捧げたとき、空から明るい光が差し込んできた。


エマ「うわぁ、すごい……。」


エマが感嘆の声を漏らす。それにつられて目を開けるとそこは絶景だった。


どこまでも広がる青い海。それに負けないくらい空は青くて、虹がかかっていた。


エマ「世界って、こんなに広かったんだ……」


『綺麗…………だね、』


エマ「このしきたりを考えた人……きっとこの景色を見せたかったんだね。」


『……そうみたいだね。』


エマ「もう、Aったら………それじゃ、儀式も終えたことおじいちゃんに教えてあげましょ」


『うん。みんな……私たちの帰りを待ってるはずだもんね。』


こうして、私たちは無事にお祈りを捧げることができて、みんなのもとへ帰った。

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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます!モチベーションアップして更新頑張りますね! (2022年8月5日 10時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:   
作成日時:2022年7月14日 6時

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