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7話 ページ9

エマ「着いたわ!」


と言って私とエマは何が見えるかと思って周りを見たけれど………


『……何も見えないね。』


エマ「惜しいなぁ……。天気がよかったらきっと絶景が見れたはずなのに。」


と2人で残念がっていたけれど、エマがハッとなって私の方を見て


エマ「早くお祈りを済ませないと……。」


『そうだね、早くしなきゃっ………』


言いかけた時、空から何かが来た。


エマ「えっ!?」


魔物が飛んで来た。


エマは驚いて、その場から離れたものの崖から落ちそうになっていた。


なんとかエマは岩の出っ張っている所を掴んでいたけれど長くは持たないと思う。


エマ「A!助けて!」


『エマ!!』


私はすぐにエマの所に行く。だけどエマの手が限界を迎えてついに手が岩から離れてしまった。


それでもギリギリ間に合ったみたい。私はなんとかエマの手首を掴んで引き上げようとする。


『エマっ…!』


でも、力が入りにくくてなかなか引き上げられない。


そのタイミングを見計らった魔物は私たちの方へ飛んで来る。


『(もう…駄目なのかな?)』


と思ったその瞬間!自分の左手の甲のアザが光り始めた。


その光は空を覆っている黒雲までも貫いて、空に自分のアザの模様が浮かび上がる。


そして、魔物に雷が直撃した。鳥の魔物が落ちていくのと同時にエマを引っ張りあげることもできた。


エマ「助かったのね、私たち……。でも、不思議だわ。まるでAが雷を呼んだみたい。」


『………あっ、エマ。立てる?手、貸すよ。』


エマ「ありがとう。A」


今のはなんだったんだろ。正直驚きしかないけど、今はエマが優先だ。

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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます!モチベーションアップして更新頑張りますね! (2022年8月5日 10時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:   
作成日時:2022年7月14日 6時

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