10話 ページ12
『ただいま、お母さん。』
と言ってドアを開けてお母さんに声をかける。それに続いてエマが
エマ「おじゃまします！ペルラおばさま！！」
ペルラ「ああ、Aとエマ。おかえり。無事に成人の儀式を終えたようだねぇ。村中でウワサになってるよ。ところで、エマちゃん。うちのA足手まといにならなかったかい？」
『ちょっとー？お母さん。ちゃんと私エマのこと守ったよ？』
エマ「ぜんぜん！むしろ、たくさんAに助けられちゃいましたから。」
『エマ……！』
そんな風に感動してるとエマが神の岩の頂上であった出来事をお母さんに話した。
エマ「魔物が私たちに襲いかかってきたときに、Aのアザがピカーッて光って雷が魔物に直撃したの！」
”まるで、Aが雷を呼んだみたいに”
その言葉にお母さんは表情を曇らせる。
『…？お母さん、どうしたの？』
ペルラ「考えないようにしていたけれど、おじいちゃんが言っていた通り運命にはあらがえないのかねぇ………」
『お、お母さん……？』
ペルラ「A。これを受け取りなさい。」
そう言ってお母さんは私に綺麗な首飾りをくれた。
『これって…？』
ペルラ「おじいちゃんからだよ。成人の儀式を終えたあんたに渡してくれって頼まれててね。」
『そう、だったんだ……』
なんだろう。すごく心臓がドキドキする。これは不安な時のドキドキだ………
お母さんは真っ直ぐ私を見て言った。
ペルラ「A。あんたはね……勇者の生まれ変わりなんだよ。」
エマ＆A「『…え？』」
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フリーデン(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます！モチベーションアップして更新頑張りますね！ (2022年8月5日 10時) (
レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。これからも更新頑張ってください。 (2022年8月5日 7時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フリーデン | 作者ホームページ：
作成日時：2022年7月14日 6時
