16話 ページ20
Aside
私達が講堂に行くとやっぱりうるさかった。
取り敢えず指定されたところに体育座りして待つ。この間に凛月ちゃんと喋ろうと思ったけど、やめておいた。
しばらく待ってるとだんだん騒がしかった講堂が静かになっていく。
それで、なんやかんやあっての校長先生の挨拶。校長先生。挨拶なんてしなくてもいいよ。という皆の心の声は校長先生には届かなかった。
校長「今年も桜の木が大変美しく咲き____」
結局20分くらい時間とられた。
新入生がぐたっとなったその時に
先生「次に、生徒会長。お願いします」
その言葉が発せられた途端に女子達の歓声がどっと湧き上がった。
相変わらずうるさいなーと思いつつも、壇上を見ていると、金髪の髪色に片眼が隠れたような前髪に赤色の目に黒縁メガネが特徴的な人が、居た。
…浮き世離れしたような美しさだったけど、むしろそれが怖いな。まぁ、いいや。
生徒会長が咳払いをすると先程までうるさかった講堂がしーんと静まり返る。先生達のときは全然静かにならなかったけどね!
?「えー……生徒諸君。聞こえているかな?」
と言うと女子達の歓声がもっと大きくなる。やめてあげて、裕羅君の耳が保たない。
?「まぁ、よしとしよう。それでだ。俺は長々しい話はあまり好きではない。だから、一言で言おう。…入学おめでとう。そして、楽しい三年間にするように!」
意外とまともなこと言ったね。
まぁ、この言葉が言われた瞬間女子達の歓声がもっと大きくなる。大丈夫?女子達の声枯れない?あと、もう少し周りに配慮できるようにならないと駄目だよ。女子達よ。
そういう訳でその後も色々あって教室に私達は戻った。
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フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月25日 18時