42話 ページ43
1人、ベッドの上で今日一日のことを思い出していく。
東雲くんと別れてから、ずっと同じことを繰り返している。
これから......どうしよう
類もミクも瑞希も東雲くんも。
もう.......イヤだな。私に関わらないでほしい。
どうせ、一方的に傷つくだけなのに。
こんなことしたって.....過去を繰り返すだけ。
_______私にはいわゆる、幼なじみ、という子がいる。
その子の名前は 橋田 美香ちゃん。
当時、私は美香ちゃんとしか仲良くなかった。
美香ちゃんは人気者で、私はそんな美香ちゃんが大好き
_____だった。
美香ちゃんは賢くて、可愛くて、運動神経もいい子。
それに比べて私は、クラスメイトにもまともに喋れない。
今はだいぶマシになった方。
もう、ここで私の運命は決まっていたのかもしれない。
始まりは小学生。
美香ちゃんは優しいから、私とずっと一緒にいてくれた。
その事が気にくわなかった、ある男の子がいた。
名前は忘れたけど、みんなからはあっくん、と呼ばれていた。
あっくんも人気者でクラスのリーダ的存在だった。
そのあっくんがある日、
「なぁ、美香ちゃんってなんでそんなやつに構うの？」
この頃はまだ低学年。
平気でこんなことも言うし、傷つく。
それに答えた美香ちゃんは、
「構うのは、美香の勝手でしょ？」
と、言ってくれた。
私はより1層美香ちゃんが好きになった。
小学3年生までは良かった。
3年連続、美香ちゃんとは同じクラス。
順調に、学校生活も慣れてきて、クラスメイトと話せるようになった。
小学4年生。
また、美香ちゃんと同じクラスになれた。
いわゆる、スクールカースト上位の人、というものか。
そういう感じの女子たちと同じクラスになった。
その中で1番酷かったのは"ひな"ちゃん。
もちろん美香ちゃんはその人たちに取られて。
でも美香ちゃんは、私に構ってくれた。
美香ちゃんと1番仲良かったのは私だった。
それが、気に食わなかったらしい。
ある日突然、私のあらぬ噂を立てられて、いじめられた。
まあまだ小4。
うわぐつを隠されたり、無視されたり、その程度のいじめしかなかった。
だけども、当時、家に居場所がなかった上、学校でも無くなってしまったから、
より一層、美香ちゃんに依存してしまったんだ。
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絵豆腐 - みぃさん。ありがとうございます！最近テスト期間に入りまして...更新少し遅れています。応援ありがとうございます！貴重なコメントも... (2021年11月17日 22時) (
レス) id: 4e974e7d19 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして花と申します。こちらの小説を拝読させて頂き、とても面白かったのでコメントをさせて頂きました。読んでいて、今後の主人公ちゃんがどうなって行くのかが楽しみです。更新頑張ってください。楽しみしております。 (2021年11月14日 15時) (レス) id: 425f5620de (このIDを非表示/違反報告)
絵豆腐 - わああ！！ありがとうございます〜！返信遅れてすみません。更新頑張ります！！笑 (2021年11月13日 7時) (レス) @page36 id: 4e974e7d19 (このIDを非表示/違反報告)
[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！楽しみです！更新頑張って下さい!! (2021年11月6日 19時) (レス) @page36 id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵豆腐 x他1人 | 作成日時：2021年10月9日 19時
