友達なんて。【東雲 彰人】

24話 ページ25

奏side




作曲中、パソコンが白く光った。




....前にも同じことがあったな




あの時は気にならなかったけど、




セカイの存在を知っているから多少は気になる。




........でも、変わったところは何も無い




セカイで何かあったのかな.....




ミクが心配。




『.....早くセカイに行こう。』








まふゆside




今日は暇。




勉強....しようかな......




そう思った。




でも急に、パソコンが光った。




.....思う節はある。




.........ミクが無事だといいけど。







絵名side




ほんっとに、彰人は生意気。




コンビニのチーズケーキくらい、買ってきて貰ってもいいでしょ。




....はぁ、今日の絵も微妙。




休憩.......と思ってスマホを開いたら、





スマホが光った。




初めての事じゃない。





大体予想はつく。





.......何も無かったらいいけど。







瑞希side




『お〜なにこれ、すごい可愛い〜。買っちゃおっかな.....』




スマホで可愛いものを見つけて、買おうか買わないか悩んでいた。




値段も丁度いいし、と思って、購入ボタンを押そうとしたら。




スマホが眩しいくらいに光った。




『わっ.....びっくりした』




光ったってことは、セカイで何かあったのかな？




......みんな来てたりして♪




最悪の場合は考えたくない。





だから考え方を変えた。





でもやっぱり、頭からミクは消えなくって。





『.....心配だな〜』








ミクside




Aを救ってやりたい。




でもそれは私に出来ることじゃない。




そう思ってたら、




「....ミク。久しぶり。」




聞きなれた声。きっと、奏。




『久しぶり。奏。』




奏と久しぶりに会えて嬉しい。




なんで急に来たのかな？




「ミク。何かあった？」




まふゆだ。まふゆも久しぶり。




そしたら、絵名、瑞希、とやってきた。




『みんな、急にどうしたの？』




「えっ？ミクが呼んだんじゃないの？」




私が......みんなを呼んだ？




絵名に言われた言葉。




『呼んで、ないけど......』




「あれ〜？ボクの思い違いだったのかな？みんなはなんで来たの？」




「私は....パソコンが光って....」




「私も....パソコンが光ったよ。」




「私もなんだけど......」



「ボクもだよ〜...で、その光には見覚えしかなかったから、ミクを心配で見に来たってこと。」

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