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目が覚めたとき、もう周りが明るくなってた。
まだ少しぼんやりしながら目を開ける。
郁「良亮!?」
あれ…?郁人の声がする
郁「良亮?良亮、わかるか?」
良「ふみと…?」
郁「よかったぁー…
ここ、病院だから。」
そういう郁人に顔を向けると、その横に祥兄も立っていた。
ゆっくり俺の顔を撫でてにっこり笑った祥兄の目の下にはかなりくっきりとクマができていて
もしかしたらすごく心配かけたかなって申し訳なくなる。
すると、先生が晃兄と入ってきた。
祥兄は郁人の車イスを引っ張ってベッドから少し離れる。
その代わり先生と晃兄が枕元に来た。
「目が覚めましたか。
どうですか、体調の方は?」
良「全然、なんともないです」
「手術で骨をくっつけましたが、まだかなり痛みはあると思います。
今すぐでも退院できますが、どうされますか?」
良「家帰りたい…」
「わかりました。
では、手続きしてきますね」
先生はすぐに出て行って、晃兄が俺の顔を覗きこむ。
晃「大丈夫か?ホントに。
数日くらい入院してもいいんだぞ?」
良「なんでそんなこと言うのっ!
寂しいじゃんー!」
晃「バカっ、しーっ!!
ここ、病院だぞ。」
怒られた
それとほぼ同時に僚兄が帰ってきた。
僚「たっだいまー!あれ?良亮起きたの?
おはようっ!よかったぁー!!心配したんだからねっ!もう」
晃「僚一、しーっ。
病院では静かにね」
はーいって返事する僚兄の声はまだまだ大きいけど(笑)
僚「飲み物買ってきたよ。
はい、はいどうぞ。はい。良亮にはこれね。ぼくはこれ」
腕いっぱいに抱えたペットボトルを一人ずつ配って歩き、みんなで俺を囲んで座った。
あ…開けられないよ…
左腕が使えないことに気づいた
どうしていいかわからずペットボトルを握りしめていたら、祥兄の手が伸びてきてさっと開けてくれた。
良「あ、ありがと」
祥「どういたしまして。
色々大変だね、しばらく」
そうだね、なんて軽く返事をしたけれど、本当にこの大変さに気づくのは家に帰ってからだった。
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若葉(プロフ) - 抹茶ラテさん» ありがとうございますー(x_x)頑張ります!!お互いなんて言うと厚かましいですが、お互い頑張りましょう(*^^*)こちらこそよろしくお願いしますm(__)m (2014年11月6日 0時) (
レス) id: d91dace542 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 若葉さん» あらま！遅筆の上に拙い文章ですが…嬉しいお言葉です(^^)若葉さんのペースで良いので、楽しみに待ってますね。これからもよろしくお願いします。 (2014年11月4日 21時) (レス) id: e99d0d4bd2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 抹茶ラテさん» えええ、あの抹茶ラテさんですか!?＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／私、ずっとファンです!!ずっと小説読んでます!!設定に惹かれたと…嬉しい限りです!!リクエスト了解しました!!気長にお待ちくださいませ (2014年11月4日 20時) (レス) id: d91dace542 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - キムちゃむさん» 了解しました!もしかしたら、末っ子くんは出せないかもしれないですが…末っ子を出すいい案があったらまたコメント下さいm(__)m (2014年11月4日 20時) (レス) id: d91dace542 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 初めまして。設定にひかれて読ませて頂いています。四男くんが、ノロウイルスにかかってしまい、しばらくベッドから起きられず、トイレや食事なども1人ではままならず、少し悔しい思いをしてしまう、というお話をリクエストしたいです。よろしくお願いします(^^) (2014年11月3日 22時) (レス) id: e99d0d4bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若葉 | 作成日時：2014年9月30日 0時
