生徒会の王子達は…

#17　ver.あめ ページ23

赤side

え、今…え？

聞き間違い？え？

いや、仕事が好きとか？
誰でもいいから頭を撫でるのが好きってこと？

ぁぁ、もう！わかんないよ////


莉｢…おれ、こっちやっとく///｣

さ｢あぁ、ありがとう｣

また、気まずくなっちゃうのかな…

莉｢…ねぇっ！帰りにタピオカ飲まない？｣

さ｢つい昨日2人で飲んだだろwwww｣

莉｢あっ、そっかwwじゃあ、クレープ！！｣

良かった、気まずい空気、無くなった

さ｢ん、じゃあ、クレープ食べに行くか！｣

莉｢うんっ！！あ、あそこの駅前最近新しいの出来たんだよ｣

さ｢じゃあそこ行く？｣

莉｢行きたい！｣

さ｢りょーかい｣

莉｢じゃあ、早く仕事終わらせちゃおっか！｣

さ｢じゃあ、莉犬。俺、この資料提出してくるからこっちおねがい｣

莉｢え？俺いくよ！｣

ここから職員室、結構遠いからね

さ｢だめ。またナンパされるよ？｣

莉｢それはやだ。｣

さ｢じゃあ、ここで大人しくしてて。｣

莉｢…はぁい。｣

さ｢すぐ戻ってくるから、ここにいてね｣

莉｢うん！｣

さとみくんに手を振ってまた椅子に座ってパソコンとにらめっこを始める。

チラッと横を見ると、さとみくんの椅子。

な る こ

ジ さ 莉

という感じで机と椅子が並べてある
椅子には淡いピンクのカーディガン。

莉｢……｣

興味本位でさとみくんの椅子に座り、カーディガンをはおる。

莉｢……ぶかぶか。｣

暖かいな……

そのまま眠気に負けて、俺はさとみくんの椅子で寝てしまった。

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