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Epilogue ページ50

「ちょっと凪砂さん!まだ煮てる最中だからお箸入れないで!!」
「…ごめんね?」

「日和くんも!動きにくいから抱きついてこない!!」
「やだやだAちゃん行かないで!!!」

「七種くん、お鍋で大変なのはわかるんだけど、せめて凪砂さんだけでも引き受けてくれる!?」
「善処しま〜す」


開始早々もう大混乱。

SSを終えて数日…………やっとゆっくり過ごせる休日が取れたかと思えば、何故だか我が家に集結しているEden御一行様。

いや、別に来て貰う分にはいいのだ。事前に許可もしたし。
…しかしながら、ガタイの良い男四人が入り、鍋パするにしては我が家は狭い。狭すぎる。その一言に尽きる。


例の如く鍋を突く七種くんを止められる者はおらず、凪砂さんは初の鍋パに興味津々だし、あの日以降甘えたが悪化した日和くんは先程からずっと私の腰回りに抱きついている。
背後からの凄まじい圧に既に泣きそうなのだが、脳天気な日和くんがソレに気付くはずもなく…


七種くんのお隣さんという事実が彼にバレたのは、本当につい昨日のことだった。同い年二人は案外普通に受け入れてくれたが、奴だけは当然膨れっ面になり、今だって一人部屋の隅っこに座り込んでいる。

できるなら放っておきたいものだが、それを慰めるのも私の仕事なもんで。
腰に巻きついていた日和くんの腕を凪砂さんに巻きつけ、私はそっと彼の隣に腰を下ろせば、案の定「なんで黙ってたんすかねぇ」とか文句を言い出すから、面倒臭いなぁと頭を抱えて。


「やましい事でもあるんすかぁ??」
「こうなるの目に見えてたからね」
「つか、なんで俺以外の奴を視界に入れるんだよ…」
「プロデューサーだからね、仕方ないよね」

彼の独占欲は何とも面倒だ。

ん、とこちらに顔を近付け、キスするまで許さないとでも言いたげな彼のその顔に、反論すら面倒臭くなってくる。

彼の頬に一瞬唇を触れさせれば、彼は満足気に笑った。


後輩から恋人に昇格したその日から、彼からのスキンシップは悪化する一方で、日々愛は感じるが重いの一言。
だから変に刺激するようなことは言えないんだけど…


「まぁファーストキスは僕だけどね!」


フラグ折りが大得意なのが我が幼馴染。

爆弾発言とともに満面の笑みで割り込んできた彼に笑みが引き攣り、漣くんから逃げるように後退る。
…けれども、すぐさま伸びてきた漣くんの腕に捕まって。


「ちびの頃はノーカンなんで」


まるで見せつけるように、またもや唇を奪われた。




「___不埒だねっ!!」

終わり ログインすれば
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作品ジャンル:ギャグ
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琉星(プロフ) - ストーリーとても面白かったです!完結お疲れ様でした!Eden好きなのでめっちゃ読み進められました‼︎これからも頑張って下さい‼︎ (2022年4月7日 2時) (レス) @page50 id: 7ae148b3cd (このIDを非表示/違反報告)
- ありがとうございます!素敵な作品を作って下さって本当にありがたいです!これからも頑張って下さい! (2021年6月20日 13時) (レス) id: de81aa094a (このIDを非表示/違反報告)
繕*(プロフ) - アニメ大好き!九喇嘛朱雀♪さん» そう言っていただけて嬉しいです!私もEdenが一番です笑コメント有難うございます、これからも頑張ります! (2020年3月20日 13時) (レス) id: 22ad2b6ffc (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き!九喇嘛朱雀♪ - 私、凪砂くん推しなんですけど最高でした!Edenの皆大好きで、他のユニットも好きなんですけどEdenはズバ抜けて好きなんです!他の作品も待ってます!これからも頑張ってください! (2020年3月19日 21時) (レス) id: cca3220680 (このIDを非表示/違反報告)
繕*(プロフ) - 胡蝶蘭さん» そう言って頂けて光栄です…!コメント頂くのも二度目ですよね…?本当にここまでお付き合い下さり有難うございました!また別の作品でお会いできれば嬉しいです。コメント有難うございました。 (2020年3月16日 21時) (レス) id: 22ad2b6ffc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月23日 15時

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