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噂のスクアーロさん『3』 ページ21

その日の放課後


私は屋上のドアの前に立っていた


居るか居ないかわからないのに、スクアーロさんに会いに


もしかしたら居るのではないかと期待している自分がいる事に驚いている


ドアを開けられぬまま、時間だけが過ぎていった




次の日の放課後


私はまた屋上のドアの前に立っていた


勿論目的はスクアーロさんに会うこと


今日はなんか勇気が湧いていて、すぐにドアノブを掴み回してドアを開けた


オレンジ色の光が差し込んできて眩しい


ドアを閉めて、屋上を歩き回る


・・・居ない


いつも屋上にいるわけないよなと思いドアの方を向くと、ドアが開いた


そこに居たのは・・・銀髪の彼


スク「!?・・・テメェまた来たのか」


一瞬驚いた顔をしたが、ドアを荒々しく閉めてこちらに向かって歩いてきた


A「貴方が・・・噂のスクアーロさんだったんですね」


スク「噂のってお前、俺の事知らなかったのかぁ」


A「はい」


スクアーロさんは私の隣まで来ると立ち止まり、その場に座った


スク「・・・で、お前はどう思ったんだぁ?怖気付いたかぁ?」


スクアーロさんが笑って問いかけてくる


A「怖気付いてたらここに来てませんよ。そうですね・・・綺麗だなって思いました」


スク「は!?」


有り得ないというような顔をしてこちらを見上げてくるスクアーロさんを見て、なんか笑いがこみ上げてきた


A「ふふっ。綺麗だなーって思いましたよっ」


スクアーロさんの横に座って、ニッと笑って見せた


するとスクアーロさんはビクッとしたあと、『帰る』と言って立ち上がった


私もそれに合わせて立ち上がってスクアーロさんについていくと『なんでついてくるんだぁ
!?』と言われたけど、『なんででしょうねー』と返した



その日から私はスクアーロさんにつきまとうようになっていった


スクアーロさんは相変わらず顔を歪めたりするけど、私にちゃんと付き合ってくれている


根はいい人なんだな・・・スクアーロさん



END・・・?




《オマケ》


A「スクアーロさーん!!」


スク「また気やがったかぁ、A!!!」


A「なんか、私達付き合ってるって噂が流れてるみたいですよー」


スク「は!?お前俺から離れろぉ!!!」


A「いいじゃないですかー」


スク「良くねぇぞぉ!!!」



END・・・?

もしもヴァリアーの皆がマイクラをやったら【ヴァリアー】《ギャグ》(ここ松さんからのリクエスト)→←噂のスクアーロさん『2』



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紅桜夢 - リクエストいいですか?マギのジュダルお願いします。内容は貴方の好みでお願いします。 (2021年12月19日 10時) (レス) id: d6df4e3d64 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫(プロフ) - ここ松さん» リクエストありがとうございます!できますよ♪ (2017年9月30日 2時) (レス) id: abacf3c0d3 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - リクエストよろしいですか?もしもヴァリアーの皆がマイクラやったら、というのは出来ますか? (2017年9月29日 16時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫(プロフ) - 銀歌さん» ありがとうございます!!死ぬ気で頑張ります♪ (2017年9月3日 19時) (レス) id: abacf3c0d3 (このIDを非表示/違反報告)
銀歌 - 最高です! これからも頑張ってください!応援しています! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 711c678cbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェシャ猫 | 作成日時:2017年8月22日 12時

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