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噂のスクアーロさん『2』 ページ20

放課後


私は提出期限が今日のプリントを提出するのを忘れていたのを思い出し、廊下を走っていた


先生帰ってないよね?大丈夫だよね?


そんな事を考えながら角を曲がると、正面から強い衝撃を受けて尻餅をついてしまった


誰かにぶつかっちゃったのかな・・・


A「いててて・・・。すいません!よそ見をしてしまっていて・・・あの、お怪我は無いです、か?」


顔を上げると、見覚えのない銀色の髪をした男の子が立っていた


男の子は私の顔を見ると、少し顔を歪めて横を通り過ぎて行った


・・・なんだったんだろう


A「あ、提出物!!」


立ち上がり、職員室へダッシュで向かった



なんとか間に合って、教室に荷物を取りに行き、外へ出た


さっきの子大丈夫だったかな


・・・なんか、綺麗な銀色の髪してたな


そんな事を考えながらふと上を向くと、校舎の屋上から見下げている銀色が見えた


A「あっ、あの人!」


銀色を見た瞬間私の足は何故か校舎の中を進んでいき、屋上の前で止まった


・・・来ちゃったけど、どうしよう


ドアを開けたらきっといる


でもなんて話しかけたらいいか・・・


・・・そもそもなんで私はここに来たんだ?


首を傾げながら考えていると、目の前のドアが開いた


?「う”ぉ”っ!?」


ドアを開けた銀色の髪の男の子は、目を見開いて固まった


ドア開けたら人居るとかそりゃビックリするよね


固まっていた男の子は、ドアを閉めて階段を降りようとしていた


A「あっ、待って!」


私は男の子の右腕を掴んだ


?「!?・・・なんだぁ」


A「あの、さっきはその・・・すいませんでした。なんか、顔歪めてたから・・・もう一度謝りにって・・・思って」


男の子は私の顔を見つめている


・・・なんか恥ずいんだけど


?「・・・テメェみてぇなヤツもいるんだなぁ」


A「えっ?」


?「わざわざ俺のとこまで謝りに来るなんてなぁ。普通だったらそんなことしねぇぞぉ」


A「そ、そうですか?でもぶつかったのは私ですし・・・ちゃんと謝らないとって」


?「・・・そうかぁ」


男の子はそう言うと、私の手を振りほどいて階段を降りていった


・・・なんか不思議な子


私はそう思った




翌日、友達に銀髪の子の事を話したら目を見開いて言った


”ソイツがS・スクアーロだ”


聞いてビックリしたけど、皆が言ってた怖いとか近寄りたくないとか思わなかった


不思議な子だと思われたのは自分だなって思った

噂のスクアーロさん『3』→←噂のスクアーロさん【仔スク】《甘ギャグ?》



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紅桜夢 - リクエストいいですか?マギのジュダルお願いします。内容は貴方の好みでお願いします。 (2021年12月19日 10時) (レス) id: d6df4e3d64 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫(プロフ) - ここ松さん» リクエストありがとうございます!できますよ♪ (2017年9月30日 2時) (レス) id: abacf3c0d3 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - リクエストよろしいですか?もしもヴァリアーの皆がマイクラやったら、というのは出来ますか? (2017年9月29日 16時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫(プロフ) - 銀歌さん» ありがとうございます!!死ぬ気で頑張ります♪ (2017年9月3日 19時) (レス) id: abacf3c0d3 (このIDを非表示/違反報告)
銀歌 - 最高です! これからも頑張ってください!応援しています! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 711c678cbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェシャ猫 | 作成日時:2017年8月22日 12時

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