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【Happy Halloween2022】END ページ35

元居た場所が近づいてくる

ここまで誰にも会わなかったのが奇跡

遠くに天狗、13の姿

他の子達はすでに散ったみたいだ

って呑気に解説している場合じゃない

誰か助けて



テスラ「13!Aお姉ちゃん返しにきたよ!」

メグメグ「すっごく似合ってるから見て見て!」

13「あ?お前らAに何しt・・・」



こちらに顔を向けた13は私を見るなり固まる

見ないでくれ頼むから

急いで彼から顔を逸らす

恥ずかしさでどうにかなりそうだ

13の目の前についたのか私の手を離してテスラとメグメグはどこかへ行ってしまった

この場は13と2人きり・・・気まずいし恥ずかしいしもう放っておいてほしい

見なくてもわかるくらい見られてるのがわかる

視線超痛い



「・・・あんま見ないでくれる?私、部屋戻る」



そう言って部屋に戻ろうとするも腕を掴まれ動きを封じられた



「離して」

13「なぁA」



彼の口から放たれた声に体が反応する

いつもより低く色気のある声

これはやばいヤツだ、早く逃げないと

力一杯彼の手から腕を抜こうとするもあの筋肉の塊だ

力で勝てるはずない

離れようとしたからか逆に距離をつめるように私の腕を引く

あっという間に彼の腕の中



13「なんて格好してんだ?」

「ちょっ、13。アレ当たってる、離して」

13「こんなの見せられたらなるに決まってんだろ」

「マジ、部屋に帰して。ね?」

13「あぁ、今日はお前の部屋か?俺様は別にどこでもいいんだけどよ」

「違う!!」



いくら身を引こうが一向に離れる気配がない

むしろ力が強くなる一方だ

ふと彼の顔を見上げると目が合った瞬間、彼は舌で唇を濡らした

天狗衣装のせいで色気が増していてクラクラする



13「お前の誘い受けてやるよ。ほら行くぞ、サキュバスちゃん」

「誘ってないしする気もない!っておい、抱きあげるな!!離せ!!!」

13「あんま暴れんなよ、見えちまうぞ」

「クッッッッッソ!!!!!」






もうハロウィンなんて嫌だ






13「ハロウィンの夜はまだまだこれからだぜ?」



このあとAちゃんは13に美味しくいただかれました

なにをされたかはご想像にお任せします

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作者名:チェシャ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Cheshire0811/likes  
作成日時:2022年9月16日 17時

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