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礼儀正しく挨拶すると、突然撫でられた頭。上を見ると近藤さんが私の頭を撫でていた。
近藤「Aちゃんも真選組にすぐ馴染めると思うぞ!!」
「(…銀ちゃんみたい)」
この人は何処か銀ちゃんに似てるような気がする。でもそんなこと言ったら銀ちゃんに怒られるだろうな。
「馴染めるように頑張ります。」
沖田「んじゃ、部屋案内するから付いてきなせェ」
「まって、その前にご飯食べたいです!!」
持ってきたマヨネーズを見せるとまるで汚物を見たような顔でマヨを見る沖田さん。失礼なやつだ知っているけど。
沖田「了解、食堂いくかィ」
廊下を歩いてる間、沖田さんといろんな話をした。好きな食べ物のこととか普段何をしているかとか、何歳だとか。
「へー、沖田さんって私より1個上なんですね、見えないなー」
沖田「そりゃァどういう意味で??」
「はっ、勿論童顔っていう意味…痛ッでェ!!」
沖田「お前も童顔じゃねェか」
「何でそんなキレてるんですか!私ホントのこと言っただけ……ぐほッ!!」
沖田「童顔ってのが気に食わねェんでィ」
「沖田さん知ってます?それコンプレックスって言うんですよ?」
沖田「お前ェもチャイナと似て中々の毒舌だねィ。俺のハートが傷つきやがらァ」
「あはは、何言ってんすか!!沖田さんにハートなんかないでしょ?」
沖田「お前覚えてろィ」
何か物騒な言葉が聞こえた気がした。
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作者名:みずき | 作者ホームページ:http://1030.shori.sexyzone.mizuki.0413
作成日時:2017年12月29日 10時