悪戯させて下さいな。【文豪ストレイドッグス】【反応集】

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❀中原中也
「思ってもねェ嘘吐いてんじゃねェよオイ」

何時もの優しく紳士的な彼の面影はなく、そこにいるのはマフィアの幹部です。
貴方が俯けば、彼は貴方を怯えさせてしまったことに気がつきます。
そんな自分が嫌で、彼はさっさと出ていってしまいます。

「…クソ、なんで俺ァ…ッ！」


❀エドガー・アラン・ポオ
「きっ、嫌い……？」

先程まで饒舌に貴方に反論をしていた彼ですが…。
自信家とは言えない彼は、貴方の言葉を純粋に受け止めてしまいます。
貴方が直ぐに謝ろうとした時、彼はカールを連れ、部屋から出ていってしまいました。

「嫌い…カール、吾輩Aさんに嫌われたのである…」


❀フョードル・ドストエフスキー
「………」

嫌いと言ったって直ぐに言い返して来そうな彼ですが、何故か黙り込んでしまいます。
そんな少し不気味な彼を放って、貴方はさっさと出ていきました。彼は一人で色々考えていたみたい。

「…ぼくも堕ちましたね…Aさんに嫌われた程度で、こんなに胸が痛くなるなんて…」


❀ニコライ・ゴーゴリ
「はは……っ、じゃあ、私に殺されてくれ…Aちゃん…」

そう言って彼は拳銃を取り出します。
貴方に嫌われたショックと、嫌われたことで傷ついてしまったことへの絶望と…。
色んな気持ちが入り交じって、結果、貴方を殺そうとして来ます。

「今なら殺せる気がするよ」


❀シグマ
「そうか、私も君が嫌いだ」

どうでもいい事で喧嘩をしていたはずなのに、ここまで来るとは互いに思ってもなかったでしょう。
彼の喧嘩の熱は数日経たないと冷えなさそうです。
二日ほどして、貴方のいない家がどれ程寂しいかを自覚しますよ。

「……Aがいるだけで、私はあれ程安心できていたんだな。」


❀末広 鐵腸
「俺もAなんて、……」

なんて、と言うところまで言って彼は止まります。
素直な彼は、嘘でも貴方を嫌いなんて言えないみたい。
むすっとした顔で何も言わない彼を見て、貴方は今までの喧嘩も可笑しくて笑ってしまいます。
彼も、貴方の笑顔が好きみたいですよ。

「……Aに嫌われたら生きていける気がしない」


❀条野 採菊
「嘘吐きこそ嫌われるのでは？」

心音が聞こえる彼には嘘なんて直ぐにバレてしまいます。
貴方の心を見透かす彼に、「そういう所が嫌いなのは本当」と告げ貴方はその場を立ち去ります。
本当を見抜ける彼にとって、その事実は傷つく材料になる様です。

「…非道いのはどっちですか」

▽仲直りしてみた→←▽喧嘩してみた

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