悪戯させて下さいな。【文豪ストレイドッグス】【反応集】

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❀芥川 龍之介
「A、御前を傷付けたのは子奴らだけか」

貴方が望んで彼を傷つけようとしている訳が無い。
彼はそう信じて、貴方を組織から助ける為に来てくれます。
助けに来てくれるなんて思ってもなかった貴方は、嬉しさの余り、彼に抱きついてしまいます。

「待て…御前が血で汚れるだろう…！」


❀中原 中也
「A、なんであん時逃げたんだ？」

貴方を苦しめた組織の人間は、きっともうこの世にはいないでしょう。彼の服に着いた血が物語っています。

彼の首にナイフを当てた時、貴方は殺せないと思った。
だからあの場から逃げ出したのです。
せめて、あの時に思い浮かぶ限りの悪口でも言っていたら…こうして彼が再び貴方を助けに来ることなんてなかったでしょうか。

「帰んぞ、A。」


❀黒太宰
「A以外全員殺せ」

部下にそう命じた彼は、貴方の傍に寄り、羽織っていた外套(コート)を貴方に被せます。
その残酷な光景が見えないように、と。
彼は貴方の頬を伝う涙を拭い、優しく微笑みかけました。

「僕が守ると約束したというのにね」

君の呪いを和らげてあげることしか僕には出来ない、と、彼は呟きます。


❀織田 作之助
「安心しろ、誰も殺してない」

小説家になりたい、だから人を殺せないと、貴方に夢を聞かせてくれた彼。
自分の為に彼の手を再び血で汚させてしまったのでは…。
そう考えた貴方は直ぐ彼に人を殺してないかを聞きます。
貴方がそう、自分の未来を心配することを見越したのでしょう。

「A、帰ろう。帰って一緒に咖喱(カレー)を食べよう。」


❀エドガー・アラン・ポオ
「その、A、さん…」

何処から何処までが嘘なのか、彼はまだ判っていません。
判っていなかったというのに、貴方を助けるために小説を手掛けたのです。
組織の人達は彼の異能力で閉じ込められていて、その部屋にいるのは貴方と彼の二人だけ。
貴方は涙を堪え、彼に飛びつきます。

「良かったであるッ…吾輩は、吾輩はAさんがまだ大好きなのだ…」

→→←▽敵組織の貴方を助ける文豪

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