貴方の隣は私じゃない「五条悟」

No.7:次の日の任務 ページ8

次の日の朝イチ。

今日は悟と合同任務だった。


いつもだったら嬉しくて仕方ない合同任務も嫌で仕方なくて

悟に会いたくなかった。

でも任務行かなきゃ……

五「Aもう居たし」

『お、おはよ』


まともに目が見れない。


五「何？怒ってんの？」


私が何に怒ってるって言うんだよ。


彼女作ったこと？それとも私の事好きじゃないこと？


違う。私は怒ってない。


彼女が出来てルンルンな悟に今までのデレデレな態度で接することを自分で拒んでるだけだ。


五「何？俺なんかした？」



『…なんもしてないよ。早く任務行こ！』



五「…おう。」


でもさ悟は気づいてるのかな。私が今複雑な気持ちで隣に居ること。


大好きで仕方ない悟の隣に居れる喜び、それとは真反対に好きだからこそ会いたくない気持ち。





私ってわがままだなぁ…







傑だったら私のこのモヤモヤ解決してくれるのかな…



って…私何考えて…早く何かしら話題降らないと…悟がムスッてしてきちゃった…



五「…………」


『…さ、悟亜美ちゃんとは上手くいってる？』


五「お、おぉ」



もっとなんか他に…


五「あのさ……亜美ちゃんから聞いたんだけど…」


ドクン、ドクンと心臓が波打つ。


なんだろ…亜美ちゃんと私関わりないんだけど……



『う、うん？何？』


五「任務で亜美ちゃんにわざと怪我させたんだって？」


『……は？』

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