貴方の隣は私じゃない「五条悟」

No.3:傑とお茶 ページ4

そこから5分もかからないところにあるカフェへ入った。


夏「なにか話したいことがあったんだろう？」

あぁ、また私の気持ちを見通して優しく包んでくれる。


『うん。傑、私ね 悟のことが好きなんだ。』


そこから傑に全てのことを打ち明けた。


私と亜美ちゃんを比べてしまうこと

悟に気持ちが届かないこと

自分じゃ釣り合わないこともわかってるってこと





傑のことを信用して話してること



話をしてる間傑は黙って私を見つめて聞いてくれた。

夏「そうだったのか。A、私はAのこと好きだよ。」


そういい微笑む傑。

ちょっと待ってくれ。好きってlike？Love？

どっちなんだ？


『す、傑？それは…？like？Love？どっち？』


夏「想像に任せるよ」

さ、帰ろうか。そう言って傑はカフェを出た。


帰ってる途中もぐるぐる頭を回る傑の言葉。


「私はAのこと好きだよ。」


どう言った気持ちで発した言葉かは分からない。


だけど。


あの言葉を言ったすぐるの目に嘘はなかったように見えた。


そんなことを考えてる内に高専に着いた。



五「おかえりー2人してどこ行ってたの？」


夏「少しお茶をしてきただけさ」


五「えぇーずりー俺もAとお茶したかったわ」

家「お前さ、彼女できたばっかだろw」


『え？悟…亜美ちゃんと付き合ったの……？』


五「ねぇ…A？俺恋人出来た。」

『……そっか…幸せにしてあげなよ』


夏「……A私と一緒に話をしよう」

『いや…今はちょっと……また今度でいい？』


夏「うん。わかった。」


こんな優しい人のそばに今いたら我慢しててものがはち切れちゃうから…


もう少し落ち着いてからじゃないと。

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