貴方の隣は私じゃない「五条悟」

No.13:ふざけんな 傑side ページ14

夏「……カフェではなく高専で話をしよう悟。」


五「( ﾟдﾟ)､ｹｯ……」


自分の好きな人を傷つけられてイライラする気持ちは私も分かる。



私の場合、悟。君に好きな人を傷つけられたんだ。



喧嘩はしたくないさ。やむを得ない場合以外はね。



＿高専にて＿


夏「悟、なんでAの事傷つけたんだ、！」


五「それ言ったらあいつだってなんでなんもしてない亜美ちゃんのこと傷つけんだよ！」



夏「悟、君が1番Aの傍で支えてあげなくてはいけない人なんだ。聞いただろう。君のことが好きなんだよAは。」


五「……っ、、！俺はAの事好きじゃねぇよ！」



夏「君が好きじゃなくても、Aは君のことが好きなんだよ！だからこれ以上、、、Aの事を傷つけないでくれ。」



五「じゃあ亜美ちゃんに対しても同じこと言えるんじゃねぇか？亜美ちゃんは…っ、、！Aに怪我させられてそれでも病まずに生きてんだよ！」


夏「だから、悟、Aの意見を聞いてもまだそんなこと言うのか！？Aの言い分を少しは聞いたらどうだ！？」



五「んな事聞くわけねぇだろ！？」ドカッ



私は悟に頬を殴られた。



そこから喧嘩になるのは早かった。


お互いに攻撃して、怪我して…それの繰り返し。



その間に暴言が含まれてたりもした。



『…は？何で血だらけなの……？』


その声でハッとして私は攻撃をやめた。


その瞬間に悟の攻撃が来るなんて考えても無かったから。


ﾎﾞｶｯﾄﾞｶｯ


『っ…！悟！何し＿＿の！？』ﾊﾞﾁﾝｯ


五「ぃ＿＿ぇな！お前に＿＿＿＿＿だよ！＿＿＿＿＿くんな！」



七「お＿＿共今争＿＿る暇は＿＿＿＿ん。すぐに大人に＿＿＿＿＿れば夏油さんが＿＿＿＿す。」



『…＿っ！！起きて＿！……傑!!』



遠い意識の中Aの声が聞こえてきた。


夏「…すま……ない…ね。こんな…姿見せてしまって……私は…大丈夫……だよ…」



Aにこれ以上心配をかける訳には行かない…



私の意識はそこで途切れた。

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