▼経営企画部の日常1 ページ9
ここは経営企画部。
市場調査やデータ整理、
ビジネス戦略案の作成などの
マーケティング業務を通じての
経営陣を支える頭脳的部署だ。
新商品の企画など、
大変な仕事も山積みなので
社員は結構な数だった。
「おーい木葉!ここわかんねえ!」
「どこ」
「ここ」
「何それ」
「知らね」
変なデータの整理をしていたようで
木兎は困っていた。
「あー…国見ー」
「げッ無理です俺に振んないでください」
「げとか言うなって、お前機械詳しいじゃん」
「人間の扱いは詳しくないんで」
「…」
新商品の企画を主にする国見は
高品質で良いものを作るくせに
基本の作業は手抜きだった。
「作並ー」
「う、ううん…」
「作並?どうした?」
「あっ、木葉さん…この市場調査が_」
「ぅおい木葉!!俺を忘れんな!!」
「新人だし、作並が優先」
「ちぇ…国見ー!」
「げっ」
「げは無いだろ!」
最重要だと思われる部署_
のはずが、
「赤葦帰ってこいよー!!!」
先月配属先が変わった
赤葦がいないと
殆ど仕事が捗らない木兎がいるおかげで、
うるさい部署、
と広報部に注意されるようになった。
「…ッくしゅ」
「あれ、赤葦くん風邪?」
「…違います」
−−−−−−−−−−−−−−−−−
経営企画部目標:諦めない気持ち!!
(考案木兎)
経営企画部の心がけ
:声の音量と仕事のスピード 考えよう
(考案作並,木葉)
「えっこれ誰が考案したかすぐわかるね」
「及川さんどう思います目標」
「単細胞」
「同意見です」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:華宮しろ | 作成日時:2017年11月12日 0時