サンビタリア【登坂広臣】 (ページ41)

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４１＊＿ｵﾐ＿ページ41

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「途中でやめるなよ、、昨日もだけど」

花言葉が地味に気になる、、途中でやめやがるから

俺の胸に収まってる顔がこっちに向く

上目遣いじゃん、、それはずるいだろ

A「 ……ちょっとは、、私の事、好きになってくれましたか？」

敬語かよ、、//

はぁ、こいつずりぃよ

カンカンカーン

Aを見ていた顔を上げるとドアの前には

Aの友達がフライパンとおたまを持って立っていた

日和「ほら、そこ！イチャイチャしない！」

山下「今日は海行くでー！！」

そう言ってスキップしながら仲良く降りてった

あぁ、そうゆう事か

A「、、//ぃ、いまいきまーす」

自分の言ったことに照れてるのか、友達に見られて恥ずかしいのか

分かんないけど、顔を赤くしながら

パタパタとスリッパの音を立てて階段を降りていった

俺、、Aの事、、分かんねぇや

確かに一緒にいて落ち着くし、楽しいし、よく笑うし

なんかなんでも話せちゃうし

まぁ、たまーに可愛らしい所もあるし、、正直だし

……素直だし

でも、これは好きって事なのか？

いや、多分違うだろ笑

この気持ちがまだ俺には分からずにいた