サンビタリア【登坂広臣】 (ページ39)

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３９＊＿ﾋﾖﾘ＿ページ39

＊

あー、私カッとなっちゃった

「ごめっ、、やま、ち？」

途端に暗くなった視線、、それと、ほのかに香るやまちの匂い

山下「なんで分からへんの？、俺と……一緒に幸せになって欲しい」

「ねぇ、どうゆう事？」

やまちの胸に収まっていた顔をやまちの方に向けると

山下「あぁー、もう、こうゆう事や」

それと同時に触れた唇

強引でも、どこか優しい

山下「 ……っ、日和の事がずっと好きやってん」

確かに、やまちと付き合ったら楽しいし、いいかもしれない

でも、

山下「、、俺の事男として見てない事ぐらい知っとる

ちょっとずつでええから……俺の事意識してほしいねん」

「 ……うん」

山下「じゃあ、、」

その言葉と同時に離された唇

山下「俺と付き合ってください、お前の事泣かせたりせえへん

お前の事ずっと離さへん」

「、、っうん！」

山下「もぉ、泣くなや……でも、お前がどうしても俺と価値観合わへんとか

好きなやつできたらとか、悲しい思いすんやったら

、、俺の事振ってええからな」

「ねぇ、そんな顔しないでよ

私が振ったわけじゃないし！！」

山下「せやな！、じゃあ宜しくお願いします！」

「宜しくお願いします！」

そっからは、何もせず一緒に寝た

やまちは寝れないなんて言ってたっけ？笑