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「 なんかこのままだと、、登坂くんが居なくなっちゃいそう
．．．消えちゃいそうで嫌だよ、なんか言って 」
臣「 お前に何がわかるんだよ、、俺の何がわかるんだよ
付き合ってっからって何でも言わないといけないのかよ 」
“ わりぃ、俺帰るわ ”
そう言ってズカズカと歩いて帰って行った
はぁ、私悪いこと言っちゃった
だよね、付き合ってすぐなのに、、そんな事言っちゃって
浮かれすぎだよ私、、、本当嫌だ
さっきまで一緒に居たのに、居なくなっちゃって
この空間に居るのが嫌で、部屋を出た
お会計をしようとしたら、もう済んでいて
やっぱり本当に優しい
上部とかでは良くあるかもしれない
．．．でも、登坂くんはそんなんじゃない
真の優しさだ、、
確かに私がなにかわかってあげれる訳では無いかもしれない
、、でも、やっぱり登坂くんの抱え込んでいる
何かを聞いてあげたい、、取り除いて
ちょっとでも楽になってほしい
歌っている時登坂くんの顔がふと頭によぎる
あの切なそうな顔、何処と無く消えてしまいそうで
それを思い出せば、自然と涙がまた、ポロリと流れ落ちていた
うざがられてもいい、嫌われてもいい
本当は嫌だ嫌われるなんて、でも取り除けるのなら
聞いてあげたい
心から強くそう思った
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作者名：ジロ | 作成日時：2017年8月4日 15時
