サンビタリア【登坂広臣】 (ページ13)

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臣「やっぱウマイな、ここのかき氷」

そう言ってかなりの速さで頬張る

登坂くんが“ あのかき氷、食べたい ”

なんて言ってくれてすっごく嬉しかった♡

ひよとか山下は、あんまり食べないし

1人では恥ずかしいから、仲間を見つけたって感じ♡

でも、それが登坂くんなんて、//

夢にも思ってなかった

「そんなにバクバク食べたら、、」

臣「いってぇー、」

そう言って頭を抑える

その姿が何だか可愛らしくって、登坂くんでも、

そんな事起きるんだって面白くなっちゃった

「アハハ、登坂くんかわいい」

臣「何だよそれ、初めて可愛いなんて言われた」

また、かき氷にグサッとスプーンを差して

歩き出した

ちょっと嬉しぃ♡初めてだってー

キャッキャッ♡

「えー、女の子から言われない？

登坂くん可愛い～って笑」

走って登坂くんの隣に行く

臣「ううん、かっこいいとか、男らしいとか

それしか女は言わねぇ、し、臣くんとか

臣とかお前みたいに名字で呼ぶやつなんて

いねぇーよ笑」

もー、馬鹿にした言い方ー

「ねぇ、私も臣くんって呼んでいい？」

勇気を出して言ったのに、登坂くんは立ち止まって

臣「お前は、登坂くんでいーの、」

頭をポンポンしてまた、歩き始めた

私も呼びたいのにー、、でも///

頭ポンポンってー♡

まぁ、いっか

そう思ってしまう私は馬鹿なのだろうか