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ま「いらっしゃい〜、久しぶりだね」
?「そうっすね、最近バタバタで、笑」
まささんとそう交わすとカウンターの一番奥の席に座った
常連さん?みたいな感じ
ま「陸くん、いつものでいい?」
陸「いつものでお願いします〜」
おしぼりとお水を男性の前に並べたら
「ありがとうございますっ」ってニコってされた
一瞬ドキってしたけど多分よく笑う人なんだなって
ま「はい、お待ちどうさん」
そう言ってまささんが男性の前に出したのはホイップ無しのラテ
私と同じで甘いの苦手な方なのかな?
その人はフーフーして一口ラテを飲んだ
陸「まささんのコーヒーはやっぱり超美味いっす、笑」
ま「嬉しいよ、」
陸「あ、まささんのお孫さんなんですか?」
他のお客さんのお会計をしていると聞こえた2人の会話
まささんの孫って思われてるのか、私(笑)
ま「いや〜孫みたいな感じだけどお手伝いしてくれてる子だよ。Aちゃん、ちょっと来てくれる?」
「はいっ」
呼ばれると思わなくてまささんの隣に並んだ
男性の顔を見ても帽子が深いのとマスクでよく分からない
もしかして有名人、?
ま「Aちゃん、知ってる?」
「え、分からない、です、」
陸「そーだよね〜、笑」
帽子を取って髪の毛をわしゃわしゃして、ちょっとだけ…ってマスクを取って顔を見せてくれた
陸「わかる、?」
「えーっと、」
私が考えているとまささんも男性も顔見合せてニコニコしてる
そんなに有名な人なの?思い出さなきゃ失礼じゃんって思ってオドオドした
「なんかのアスリートの方ですか、?」
陸「ふふっ(笑)」
陸「アスリートじゃないんだけど、一応アーティストで、りくって言います。」
「なんかごめんなさい、アーティストの方だったんだ、」
陸「ぜんっぜん大丈夫だよ!」
陸「よくね〜間違われる、(笑)」
フサフサの髪の毛で目を細めて笑う優しい人なんだなって印象だった
これが彼との最初の出会い
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作者名:月 | 作成日時:2021年8月20日 3時