新形態 ページ22
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俺は新しいライブを作りたかった。
どこにもない新しいもの。
でもほとんどのエンターテインメントが開発されているこの世界では、そんなこと到底不可能に近かった。
じゃあ俺たち嵐、ジャニーズにしか出来ないことをしたらいいのではないか。
俺たちがどこよりも持っているもの、それは・・・
【歴史】
一重に歴史と言ってもその内のどこを切り取るかが最大の問題点だった。
そして決めたのが俺も大好きな歌の歴史。
全グループのデビュー曲または初めての自分たち専用の曲、それにそのグループごとに1番売れている曲の2曲を選び、5人でパフォーマンスする。
元々演出家の道を志して、ジャニーズをやめようとしていた頃に持っていた裏方への興味がまたふつふつと湧き始めた。
そうと決まれば俺の行動は早い。
Jの書いた文章もインタビュー記事も全て読みあさり、
ライブ演出の基礎の基礎からはタッキーに教えてもらった。
他にもジャニー喜多川イズムを真正面から受けてきたメンバーやライブ演出を担当する人に片っ端から連絡し話を聞いた。
そのメンバーにはサンチェさん、堂本光一、堂本剛、中山優馬、大倉忠義、佐藤勝利に岩本照、佐藤アツヒロ、東山紀之などなど聞ける人には年下でもどんだけ年上でも面識がなくてもいい。
とにかく相手方とコンタクトをとりまくった。
他にも歌舞伎役者や元宝塚の知り合いなど様々な人の話を聞きいた。
そして俺は人生で初めてとなるライブのたたき台なるものを作り、セットリストまで作りあげた。
かかった期間は半年近く。
そう本当は嵐の活動再開前からこの話は動いていたのだ。
そして明日はついにメンバーにこの案をお披露目の日。
頼む、このコンサートはやらせてくれ。
俺の自己満だと罵ってくれていいからやらせて欲しい。。。
(ハート、お星さまお願いします。)
(リクエストやインスタのフォローもお待ちしております。)
@uratuku.arato
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作者名：新杜 | 作成日時：2022年7月11日 13時
