ぎゅうして撫でて、いい子でいるから【まふまふ】

1日目 ページ2

「お待たせしやした〜!こちらラーメンお二つですね!」



「ありがとうございます」



騒がしい繁華街を抜けて辿り着いた先は、



とても美味しそうな匂いがするお店。



？「食べていいよ？」



割り箸をパキッと綺麗に割って、 "はい"っと彼は手渡してくる。



目の前に広がる美味しそうな匂いと



何本も入ってる細長い何か。



こんな食べ物、今まで1度も見たことない。



「…これ、何？」



？「…え、なにって、ラーメンだけど」



「ラーメン？」



なにそれ、



そんな食べ物、初めて聞いた。



？「早く食べないと、麺が伸びちゃうよ？」



戸惑っている間にも、目の前の彼はフーフーと息を吹きかけ黙々と箸を進めている。



「美味しい？」



？「ん？美味しいよ、あ、チャーシューあげるね」



僕、豚肉ちょっと苦手なんだ。



そう言って控えめに笑う彼は



私のお椀の中に2枚のお肉を乗せてきた。



？「それ食べたらちゃんとお話しようね」



「…うん……あ、えっと、頂きます。」



？「ふふっ、どうぞ」



綺麗に笑う人だな、そんなことを思いながら



少し伸びきった麺を一口サイズで食べてみる。



ちゅる…。



「おいし、い…」



初めて口にしたその味はとても濃ゆくて、



今までに味わったことがないようなものだった。



？「そう……よかったね」



ポタ…、ポタｯ…。



「ふ、ぅっん……ひっ、く」



久しぶりの温かいご飯に



今までのいろんな感情や思い、寂しさがこみ上げて来て




ボロボロと涙が零れ落ちた。




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久しぶりすぎて書き方忘れてるぅうう!!

サボった罰ですね、はい。

評価やコメントして頂けるとほんとのほんとに嬉しいです!

これから少しの間ですがよろしくお願いします！

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