検索窓
今日:20 hit、昨日:2 hit、合計:360,104 hit

☆7話☆ ページ8

夜トside



A「人に必要とされないなら。
人に要らないと思われるなら。

  そんな存在になるのなら
私は消えてしまいたい。

  だから・・・・・だから・・・・」



Aはどこか遠くをみながら、消してほしいと何度も何度もつぶやく




緋「なんだ。簡単じゃん。

  夜ト、今日は早く帰れそう。
ササッといつもみたいにやってしまおう。

  ねっ夜ト・・・・・・・・・・夜ト??」





夜「・・・・・・・・・・・・・・・。」





緋が振り返り夜トに声をかけるが
夜トは返事をしない。


夜トは小さいころの自分を思い出していた。





*********************
夜ト 幼少 side



小さいお社の前に夜ト(幼少)は立っていた。




夜「???。俺もこんなお社ほしい!!

  こんな風に供物もらえるような人に

慕われる神様になりたい!!

  ねぇねぇ?
どうしたらそんな風になれる??」





夜トは???にキラキラした笑顔で問う


だがかえってきたのは欲しかった答えではなかった。




???「お前にはそんなものいらない。

  そんなことよりもお前には

やることがあるだろう」



夜トは声もだせずその場に
固まってしまった。。。


???「人とは変わるものだ。

願いをかなえ終われば終了

  このお社のヤツだっていつまで
信者がいるかはわからん

  人とはそういうものだ
必要な時だけいらなくなれば

記憶の中から
いとも簡単に消し去る
残酷な生き物なんだよ」



夜「で、、、、でも、 ???「夜ト!!!」」



???「大丈夫。わたしはお前が必要だ。

  おいで夜ト。
わたしはお前のそばにずっといるよ」



???は夜トの手をとり歩き出した。夜
トは泣きたくなるのをこらえ
ちらっと???に見つからないようにもう一度だけ小さなお社を見たのだった・・・・・・

☆8話☆→←☆6話☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (207 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
334人がお気に入り
設定タグ:ノラガミ , 夜ト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

HAZAKURA - 感動して泣いてしまった… (2016年8月18日 5時) (レス) id: b327b4fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
たれパン(プロフ) - ダリアさん» はじめまして!何度も読んでいただけてるなんて嬉しいです!ありがとうございます!夜トかっこいいぃですよね(^^)めっちゃ好きなんです! (2014年7月4日 12時) (レス) id: 88c2fcfc38 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 私好きすぎて何度も読んでます!やはり夜トはかっこいいぃ!! (2014年7月4日 10時) (レス) id: 9217065c1e (このIDを非表示/違反報告)
たれパン(プロフ) - レイシスさん» コメありがとうございます(*^^)vすごく嬉しいです!この小説で力使い果たしたのか次のなかなか文章書けなくて小説書くのってむずかしいですよね (2014年5月21日 19時) (レス) id: 0e3d3a4610 (このIDを非表示/違反報告)
レイシス - この小説神ってます〜!私小説家希望なんですけど上手く書けないんです (2014年5月21日 16時) (レス) id: 162e184a79 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たれパン | 作成日時:2014年2月16日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。