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☆36話☆ ページ37

カラン・・・ガンッ

雪音が転がっていた缶をおもいっきり蹴った

雪「くそっ・・イライラする」


シュン

その音とともに現れたのは・・・

野「ふーん、君きれいな目してんだね?」

雪(!!!!!)

A「緋、ありがとう連れてきてくれて」

雪「なんで?Aが一緒にいるんだ?」

A「雪音…その服の中にあるのお店に返そう??」

雪(な、なんでAがそれを・・・)

雪音はAが言ったことにおどろく

A「雪音…お金が欲しいならわたしがあげるよ。

  でもね雪音。どんなにかっこいい恰好したって

  漫画やゲームをしてもね、手に入らないものがあるんだよ??

  もう、うすうす気づいてるんじゃない?楽しいことをしてるのに満たされない

  それはなんでか。」

雪「・・・・。そんなのわからねぇよ」

A「それは君がきづかないふりをしているから。

  雪音…わたしにもわかるの。だって雪音がほんとうにほしいものは

  私の欲しいものでもあるのだから。」

雪「Aも欲しいもの??」

A「ふふふ。やっぱりまだわからないか・・・でもね雪音。

  運命は残酷なの。みんなが平等じゃないの。

  たまたまかもしれないけれど私たちはそうならされてしまったの。

  誰のせいでもないんだよ。だからね、雪音、これ以上夜トを苦しめないであげて

  お願い、お願いだよ雪音」

雪「わっかんねぇよ!!お前に俺の気持ちわかってたまるか!!!」

野「やーっぱりだめだこの子。Aがこーんなに優しく教えてあげてるっていうのに。

  それになに今の言葉…Aにむかって・・A「緋、いいから」」

A「もうすぐ夜トがくる。ごめん、緋。わたしのこと病院にもどしてくれる?」

緋「・・・。わかった。」

A「ありがと。・・・雪音、これだけは覚えておいて

  あなたの本当に欲しいものはそれはもう手にははいらないもの。

  その一線はどうあっても越えられないけれど、でもあなたには夜トや
 
  ひよりがいてくれる。大丈夫だよ。あなたはひとりじゃないから。」

シュッン

その言葉とともにAだけがその場から消えた
なぜか野良はその場に残った・・・

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HAZAKURA - 感動して泣いてしまった… (2016年8月18日 5時) (レス) id: b327b4fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
たれパン(プロフ) - ダリアさん» はじめまして!何度も読んでいただけてるなんて嬉しいです!ありがとうございます!夜トかっこいいぃですよね(^^)めっちゃ好きなんです! (2014年7月4日 12時) (レス) id: 88c2fcfc38 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 私好きすぎて何度も読んでます!やはり夜トはかっこいいぃ!! (2014年7月4日 10時) (レス) id: 9217065c1e (このIDを非表示/違反報告)
たれパン(プロフ) - レイシスさん» コメありがとうございます(*^^)vすごく嬉しいです!この小説で力使い果たしたのか次のなかなか文章書けなくて小説書くのってむずかしいですよね (2014年5月21日 19時) (レス) id: 0e3d3a4610 (このIDを非表示/違反報告)
レイシス - この小説神ってます〜!私小説家希望なんですけど上手く書けないんです (2014年5月21日 16時) (レス) id: 162e184a79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たれパン | 作成日時:2014年2月16日 16時

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