【ノラガミ】君の声が聞こえる

☆30話☆ ページ31

夜トside

小福の家からでてきたひよりに俺は何かあったら二人に頼れと話す

そして、俺になにかあってもAにはいうなとくぎを刺すと

ひよりは少しムッとした顔をした

それはなぜだかわからないが・・・

アイツはきっと俺がヤスミに覆われてしまったら

それをアイツが知ってしまったらアイツは迷わずこないだのように

俺に手を差し伸べるだろう

俺はアイツに俺のために生きろといった

じゃあ、俺が消えてしまったら・・アイツはどうするのだろう

俺はアイツには生きていてほしい

だから雪音とひよりにアイツを紹介した

アイツがひとりにならなければいいとそう思ったんだ・・・


ひよりside

夜トの言いたいことはわからないワケではない

でも、夜トはわかっていない

Aさんが夜トのことをどれだけ大切に思っているか

わたしにあなたのことを頼むくらい

Aさんには夜トが必要で夜トにはAさんが必要

なのに二人はお互いを思いすぎるのかうまくいかない

もし、もしも二人がいうようなことが起きたらわたしは

どうすればいいのだろう？？

どちらの願いも叶えるためには・・そんなことが起きないことを願いたい



場所は変わり、夜トがヤスミを清めの水で清めようとしていた・・・

夜「やっぱり駄目だ・・・これじゃ清めきれない

　 Aに触れられたところは前より痛みはないが

　 これじゃ・・・こんな状態でまたあの痴女に襲われでもしたら・・・」

？？？「それじゃ治らないみたいだね夜ト。

　 Aはすべては清めてくれなかったみたいね」


夜「野良・・・・・・・・・・」

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