# 45 ページ45
・
それからはもうずーっと、恋バナ。
女って一生恋バナしてんねん。すごすぎるやろ。
「あ、そういえば長尾謙杜はどうなったん」
千紗「なんでフルネームなん？笑」
志菜「いや〜、長尾謙杜は手強いで。よう拓哉から聞いてたわ。」
長尾謙杜さんは風雅と拓哉は所属してたサッカー部の直属の先輩やった。
まーーーーーあの人はほんまにモテてたな。
千紗「ちょっとクズっぽい。」
「いや、ちょっとちゃうで笑笑」
葵衣「ようわからんけど、その人ってあんまいい噂ない人？」
志菜「そうそう。斗亜も多分知ってるんちゃう？」
「長尾謙社はなぁ、ほんまにな……」
長尾謙社さんは、高校の時付き合ってた人がおるんやけど、
なんかめっちゃテキトーな理由で振ったり、
彼女おるのに他の女の子と帰ってたりしてた。
それを見て風雅と拓哉が、あの人なにしてんのんって言ってたなぁ。
「道枝先輩にしとき。」
千紗「あまって、道枝先輩知ってるで。」
葵衣「道枝先輩って、めっちゃかっこいい人？」
志菜「そう。めっちゃ背高くて肌白くて、しかもめっちゃ優しいで。女慣れしてないしな」
「道枝先輩って高校の時彼女おったん？」
志菜「おったけど別れたんちゃう？重すぎて振られたって聞いたけどな」
「あんなイケメンでも振られるんや……」
私やったら絶対振らんけどな(何様)
千紗「大西くんとどうなん。」
葵衣「そうですよAさん。」
志菜「そろそろあんたやで。ほんまに。」
「好きな人、年内に教えてくれるって言ってた」
志菜「お〜〜〜、え？」
千紗「あ、この間の続き？みたいな？」
「そう、斗亜と電話したあとの」
葵衣「Aも教えるん？」
「うん。交換条件て言われた」
千紗「まあそうよなぁ、、大西くんなら言うよな」
志菜「拓哉から聞いた話、していい？」
千紗「え、聞こうや」
葵衣「Aがいいなら聞きたいけど、どうする？」
「んー……じゃあ教えて」
志菜「風雅、ちゃんと言おうとしてんで。大丈夫。」
「……うん、え、何を？」
千紗「あんたはアホか笑笑」
葵衣「鈍感にも程があるわ笑」
いや葵衣には言われたくなかったけどなあ😞
志菜「クリスマス、約束してるんやろ？」
「うん？そうやけど」
志菜「そんときにちゃんと教えてくれるから。大丈夫」
「…あ、風雅の好きな人？」
志菜「アホすぎて話にならんわ。」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっすんLOVE(プロフ) - ニヤニヤしまくりました！！更新楽しみにしてます！！ (11月22日 20時) (
レス) @page32 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にゃ | 作成日時：2023年10月28日 23時
