第51話「酔う」 ページ18
写真撮影を終えて色々回ってると、私が乗りたかったものが現れた
そう、最近新しく出来たばかりの斬新なアイデアのジェットコースター
「フライングダイナソー!」
「A…あれに乗るのか…?」
若干顔が青ざめてるカラ松を引っ張っていく
どんなジェットコースターかって?
うーん、説明難しいからggってみて!
でも座って乗るジェットコースターじゃないということは言っとくよ
いざ乗り込んで出発!!
「きゃぁぁぁ!!」
「俺は風になるぅぅ!!!」
ちなみに私絶叫マシーン大好きなの
めちゃくちゃ楽しかったよ
カラ松は本当に空飛んでるみたいだったって中二病発動して興奮してたな
もちろん他のところもまわったよ
ジェラシックパークのコーナーとかまわったけど
「んぐ…」
「ね、ほんとにちょっと休も?ね?」
「いや、大丈夫だ…ぅぷっ…」
さっきから頑なに休もうとしないカラ松
さっきのジェットコースターで酔ったらしく、顔を真っ青にしてる
今にも吐きそうな勢いなのに何故休まないんだ
「せっかくAと一緒に来れたんだ、休んでる暇があるならAと一緒に遊んでたい」
なんていうことを真っ青になりながら困ったように笑う
嬉しさでいっぱいになるが、それでも休まないとダメだ
近くのベンチにゆっくり誘導すると、ポスンと座らせて背中をさする
乗り物酔い+人酔いのWパンチは相当キツイだろう
かといって、吐き気を催してる人に飲み物を勧めてもなぁ
とりあえず落ち着くまで待つしかないか
「大丈夫?」
「あぁ…なんとか…」
だいぶ落ち着いたため、とりあえず何か飲む?と聞くともう答える気力がないのか死にそうな声でなんでもいいとリクエスト
待っててね、と言って近くの自販機に行って飲み物を購入
が、ここらベタな展開がくる
「おねーさんひとりィ?」
「(うっわまじかよUSJ来てまでナンパしてんのかコイツら)」
それはもう髪の毛盛り盛りテンアゲなチャラ男が数名
うざいなぁ、早くカラ松に届けないとなのに
公共の場なんだから下手に変なことできないし、なによりほかの人に迷惑だ
「あの、ほんと迷惑なんでやめてくれません?」
ニヤニヤしながら近づいてくる輩たち
どうしようか悩んでたら、突然輩たちが倒れた
「…?」
まぁいっか、と思いつつカラ松の元へ急ぐ私は結構重大なことに気づいてなかった
「唐松兄さん!殺っといたよ!」
「…あぁ、ありがとう」
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炉夜 - おそ松さん2期OPを聞きながらこの小説を読んでる私は幸せ……でありたい(2日後中間テストの人) (2017年11月20日 1時) (レス) id: 299a7e3fab (このIDを非表示/違反報告)
全松girl(プロフ) - 『花より三色団子』の舞台って、東映太奏映画村(とうえいうずまさえいがむら)ですか?漢字違ってたらごめんなさい! (2017年1月12日 0時) (レス) id: 423ee50578 (このIDを非表示/違反報告)
さいか - ウォルトなんとか人間何回も泊まったことがあります。凄くてやばかった。(・ω・)ノ (2017年1月6日 0時) (レス) id: 400d8d3ea4 (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅丸 - とてもおもしろいです。ドハマりしました! (2016年6月24日 15時) (レス) id: 304e2b5179 (このIDを非表示/違反報告)
松野七松(プロフ) - ひょえ−、女の嫉妬って怖いねぇ。フッ、心配ないさ、なぜならカラ子一途だからね!どうせならそのままゴ−ルイ))殴and蹴すみません、もう何も言いません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: e4fa147493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イバラ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ecfed04be15/
作成日時:2016年4月8日 5時