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|(シルク 続き) ページ5

シルクが口角を一瞬上げて
手をAの首の後ろに回す。

まるで別のものを狙っているような、
獲物を捉えたような目線をAに向ける。


Aがシルクの胸板を押さえる。





気づくのが遅せぇよ・・・。


噛み付くようにAに近づき、唇に・・・
触れた。







ポッキーのパッケージが。



よく見ると、ポッキーも遮られた箱のせいで
折られている。

モトキが俺とAの間にパッケージを
割って入れたのだ。


モトキ
「シルクー?
お前、何やってんの?」


シルク
「え? いや、俺は正当な
ポッキーゲームをしてたよ。」


モトキ
「嘘つけ、完全に目の色変えてた
だろーが!」


シルク
「いやー、マサイの気持ち良くわかるわ。」


だろー?と言って二人で共感し合う。





モトキ
「企画側がそんなんでいいのかよー。」


シルク
「据え膳食わぬは男の恥、って
言うじゃん。」


モトキ
「今、そのタイミングじゃないでしょ。」


シルク
「でも、中々いい勝負だったでしょ?
な、A。」


Aの方を見ると、キッと俺を睨んで、

A
『シルクくん・・・怖かったです!
何であんなことするんですか!』


今度はAが俺の頬を引っ張る。
しかも、両方。

シルク
「痛てぇ、痛てぇ!」


モトキ
「罰ゲームどうするー?」



Aに引っ張られながら、シルクが
折ったの君だからね!?と言う。


A
『罰ゲームを下したい、所ですけど・・・
今、下してるので免除して
あげましょうか。』


Aがシルクの両頬を離すと同時に
シルクが自分の頬を触りながら
痛いと叫んだ。

|(モトキ)→←|(シルク)



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名無し184号(プロフ) - まなか*もきゅもきゅさん» ありがとうございます´`*次作も頑張ります! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
まなか*もきゅもきゅ(プロフ) - とっても可愛いお話ばかりでいつも癒されてました(´∀`*) これからも応援してるんで頑張って下さい!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: b45e1692d1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - タナタナさん» はい、大丈夫です!´`* (2018年4月2日 10時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
タナタナ - リクエストいいですか? (2018年4月2日 7時) (レス) id: d306e12ca7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 感想ありがとうございます!喜んでいただけて幸いです´`* (2018年3月30日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月20日 8時

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