|(ぺけたん 続き) ページ42
コタツがあったので、二人仲良く入る。
『やっぱり、コタツはいいですねー。』
「そうだねー。」
ぺけたんが相向かいになって座っている。
しかし、四角形の1人用コタツなので
面積が狭く距離が近い。
「チョコ食べてもいい?」
『どうぞ、どうぞ!』
嬉しそうにしながら箱を開けるぺけたん。
『ちなみに、このチョコは喉に
良いですよ。』
「あ、そうなんだー!何か秘訣でもあるの?」
『実は…これ、きんかんをチョコレートで
コーティングしたものなんですよ。』
「へー!きんかんかー。また、斬新な
発想だねー。」
『喉と風邪に効く、一石二鳥なチョコです。』
じゃあ、頂くね。と言って一口かじる。
「あ、美味しいね!甘くて、果実が合うね。」
『良かったです、お口に合って!』
二人して笑顔になり、盛り上がる。
「そういえば、まだみかんあるんだけど
食べるー?」
『いいんですか?』
「うん、余っちゃってるかさー。」
と言ってみかんをこたつの上に置いてくれた。
そして、みかんも剥こうとしてくれいる。
『大丈夫ですよ?私、剥けますから…』
「いいの、いいの。
チョコ貰ったほんのお礼だから!」
今回はぺけくんのお礼のためにチョコを渡したのに、逆にお礼をされて…
何だか歯がゆい気持ちになる。
そんな風に感じていると
はい、どうぞ。とぺけくんが笑顔でみかんを
私に差し出してくれた。
『ありがとうございます…!』
私が受け取った時に、少し彼に手が触れる。
すると、ぺけたんがあ!と言って
「手ー、あったかくなったね。
良かった。」
と優しくまたAの手を握った。
Aは少し恥ずかしくなりぺけたんから
顔を逸らし、小声で
ぺけくんのそういう所…ズルいです。
と呟く。
135人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し184号(プロフ) - 太陽。さん» ありがとうございます´`*そう言っていただけると嬉しいです!続編の方も読んでいただけると幸いです´`* (2018年3月23日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
太陽。(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» あの、あの、本当に最高すぎるのですが…!!!!!胸キュンが止まりません! (2018年3月22日 16時) (レス) id: 9cf1106f69 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» ありがとうございます!´`* これからも書いていくので是非読んでいただけると嬉しいです! (2018年2月25日 19時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
3年2組コンソメ君 - モトキ君の愛してるゲームとかヤバい!死んじゃいます! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - まなかさん» ほんとですか!ありがとうございます´`*以前もコメントして頂き非常に嬉しいです。頑張ります! (2018年2月19日 21時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月8日 18時