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|(シルク) ページ33

ピンポーン。




Aがワクワクしながらシルク宅の扉の前で待つ。

すると、ガチャっと扉が開いた。



「はーい…
え!A!? どうしたの。」


シルクが期待通りの反応をしてくれて
嬉しがるA。

そして、ジャン!とカメラを
シルクに向ける。



「ん…?え、カメラ?


これ、録画してないじゃん。」


速攻で、撮ってないことがバレてしまった。
撮ってます。と言い張ると、


「いや、ランプ光ってないよ?」


『………よくご覧になってますね。』


「まぁ、これでも動画投稿してっからね。」


『さてと…このドッキリは置いといて…』


え、ドッキリだったの!?とシルクが驚いているのをスルーして、





小さめの箱を取り出す。


「え、なにこれ?」


『今日は、何の日でしょう!』


「14日…だからー…バレンタインか!!」

コクコクとAが頷く。



「遂に、Fischer's内でカップル誕生ー?」


『違います!!
感謝の気持ちを込めてのチョコレートです』

シルクくんにチョコを渡す。



「そんなハッキリ否定しなくてもよくね?
ありがと。」

それでは…とAが立ち去ろうとする。
シルクは彼女の腕を掴んで引き止める。


「もう行くの?」


『はい…他の皆さんにもお配りしなくてはいけないので…。』

他って誰?と聞くのでFischer'sのメンバーですよ。と答える。



「じゃあ、あと6人だろ?
そんなに時間掛からねぇって…
まだ午前中だし、」


『そうですけど…』


「あと、次行くとしたら、距離からしてマサイだろ?」


『マサイくん家は一番最後に行きます!』

シルクがはぁ!?と驚く、確かに効率的には次はマサイの家に行くのが普通。



『最初にリーダーから始めたら最後は、
副リーダーで締めたいんです!』

謎のこだわりを主張するA。



「あー、そうなのね。
とりあえず上がれよ。頼みたい事あるし」


シルクにそう言われ、家に上がるA。
いつものテーブルがある部屋に座る。




『それで…頼みたい事ってなんですか?』


「チョコ食べさせて」

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名無し184号(プロフ) - 太陽。さん» ありがとうございます´`*そう言っていただけると嬉しいです!続編の方も読んでいただけると幸いです´`* (2018年3月23日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
太陽。(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» あの、あの、本当に最高すぎるのですが…!!!!!胸キュンが止まりません! (2018年3月22日 16時) (レス) id: 9cf1106f69 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» ありがとうございます!´`* これからも書いていくので是非読んでいただけると嬉しいです! (2018年2月25日 19時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
3年2組コンソメ君 - モトキ君の愛してるゲームとかヤバい!死んじゃいます! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - まなかさん» ほんとですか!ありがとうございます´`*以前もコメントして頂き非常に嬉しいです。頑張ります! (2018年2月19日 21時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月8日 18時

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