【文スト】猫化した

本当の色 ページ10

((ふわふわ……♡そしてかわいー♡!! byナオミ))






あのあと、汚れて黒くなっていた私はナオミさんという女の子に体を洗ってもらい……




……………………白くなった。




いやいやー元々、私は白かったんだよ？


そうこう考えているとナオミさんが立ち上がってどこかへ行ってしまった。


桶に入って待っていると、彼女がタオルを持ってきたので、私は入った時と同じように自分で桶の外へ出た。


ナ「なんてお行儀の良い猫さんなのかしら！
それに、真っ黒だったのに…実は真っ白な猫さんだったなんて……♡」


A《えっ…………気づくの遅くない?》


タオルで拭いてもらい、毛がかわいた頃、

私はナオミさんに抱き抱えられ、

沢山……ナデナデされた。
(デレてるナオミさん天使!!マジで!!)


で、その後満足した彼女は、さっきの太宰とかいう男の元へと歩を進めているようだ。



A《ナオミさん……ずっと一緒にいてくれてもいいんだよ?》




私は心の中で呟いた。

なんでだっけ？→←水

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