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花束 ページ1
Aside
それは小学六年生。春のことだった。
幼馴染の私、徹、一。
一が委員会で帰りが遅くなると言っていた運動会の帰り。
親は先に帰ってしまい、二人で夕暮れの道を歩いている時だった
『徹』
言おう。決めていた。『好き』という二文字。
幼馴染で、バレー馬鹿で。でも、何があってもすぐ傍にいてくれたのは『徹』だった。
一もいた。でも、一番傍にいて落ち着けたのは徹だった。
徹「なに?A」
と笑顔で返してくれる徹
『いや、なんでもない』
言おうと思っていた言葉は隠れた
徹「A」
呼ばれる名前。徹を見る
『なに?徹』
徹「いや、なんでもない」
と、微笑む彼。
『ねぇ、徹』
自然と...
徹「なに?A」
『好き』
言えたその言葉
徹「ねぇ、A」
うるさい心臓
『なに?徹』
徹「好き」
私たちは、幼い恋心ではなく。
しっかりと、大人になりたい。そういう思いを込めて
付き合うことにした。
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作者名:こっぷの水滴 | 作成日時:2018年9月10日 1時